象牙のはなし
象牙の印鑑は作れないと思っている方が多いようです。皆様よくご存知のワシントン条約（野生生物の保護条約）で約10年間象牙の輸入が禁止されておりましたが、数年前に輸入が解禁になりました。

現在は、野生動物の『種の保存法』により適正に輸入された象牙から製造された象牙印材には、政府公認の認定シールが添付されております。

当店は、通商産業省登録の象牙製品取扱店です。また、環境省・経済産業省から特定国際種事業者（象牙・マイタイ等を取り扱う事業者）の認定を受けております。安心してご購入ください。

ハンコの材料

象　牙		印鑑の材料としては最高級品。朱肉との馴染みもよく押しやすく鮮明な捺印ができます。 耐久性にすぐれ長年使用しても磨耗しにくく、印肉で印鑑が汚れることも少ないです。
オランダ水牛		オランダ、アフリカ全土の水牛の角を加工します。なめらかな白飴色、または斑点模様があって美しい印材です。 朱肉の付きがよく、摩滅度が少なくて実用性の高い印材です。
黒水牛		東南アジアの水牛の角を加工します。光沢のある美しい黒は気品があり、朱肉とのコントラストの美しさは黒水牛ならではです。 硬く印肉のつきのよさに優れています。
本　柘		木質の中で最も印材に適したものです。木材の中では極めて硬く、また使うほどに艶がでてきます。

登録できる印鑑の条件

１．住民登録と同じ氏名のものに限る。
２．印面の直径が８mm以上２４mm以内の大きさのものに限る。
３．ゴム、プラスチック、石材など変形しやすいもの、欠けやすいものは受け付けを断られる場合があります。
４．特殊な書体で判読しにくいものも断わられます。
５．いわゆる三文判といわれる既製品も受付けを断わる場合があります。

印鑑を紛失したとき

登録していた印鑑を紛失した時、落として変形したり欠けた時は、印鑑そのものをつくりかえて改印届けを出さなくてはなりません。

まず、市区町村役場で印鑑亡失届を出し、新たに印鑑登録申請をしてください。

この場合、登録原票事項変更届、登録廃止申請を出す場合もあります。どちらにしても本人が出頭してください。もし紛失の場合でしたら、悪用されないためにも、まず警察へ紛失届を出し、銀行取引にも使用していた場合は銀行へも連絡することを忘れないように。