林の区切り線
ようこそ【それなりログ工房】へ                             開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳
2005年9月
天気マークの区切り線

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを記載しています。


9月27日
●フルログ作業小屋、祝棟上!!!(セルフビルド実践教室モデル)
台風17号の影響で天候が不安定の中、無事に棟木が上がりました。
翌日は1日中雨だったので前日にやってしまってよかったです。ただ翌日なら大安でしたが、当日は仏滅でした。
上棟が終わるとホッとしますね。気分爽快です。しかし、なんか気が抜けた感じもします。

気分は爽やかですが、次の悩みがでてきました。
屋根などの仕様と材料の手配です。上棟の作業に追われて手配ができませんでした。それで今また検討をはじめてます。
放置してある間伐材を見に行ったり、材木屋さんに板材の相談、見積りに行ったり、竹林を探しに行ったりしています。(竹は湧き水を引くための材料ですが)

間伐材を垂木に使えばタダですが、野地板は必要ですし手間もかかります。厚い板材を垂木がわりに使えば内張りも不要で簡単ですがお金がかかります。ただ、母屋のスパンの関係で5メートルの長材が必要になり割高にもなってしまいます。これもうっかりしてました。よく考えたら、4メートル材では木取りが悪く無駄が多くなってしまいます。ちゃんと設計はするもんですかね?
それと失敗したのは板材を引いてもらった場合の乾燥期間です。これもしっかり忘れていました。最低1か月くらいは必要ですかね。ツーバイフォー材を買ってくるなら不要ですが割高になってしまいます。
不況で予算も底をついてしまいましたし、さてさて、どうしたものか・・・。セルフビルドならではの楽しい悩みです。

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●風呂の役目は
室根のあたりでは今が稲刈りの真っ最中です。
上棟が終わって気が抜けたせいでもないでしょうが、急に寒くなってきました。朝晩はティーピーの中で火を焚いています。今朝は13度くらいでした。日中も長袖にジャケットを羽織っています。
野天風呂を沸かすのも20分近くもかかります。明るいうちに入っても寝る頃にはすっかり冷めてしまいます。汗もかきませんから、風呂はビール風味をおいしく呑むためだけのものになってしまいました。
9月18日
●フルログ作業小屋、壁組み完了!(セルフビルド実践教室モデル)
気持ちのいい秋晴れの中、最終段の桁が乗りました。これで壁組みは完了です。中秋の名月と共に乾杯しました。
材料の関係で結局14段になりました。それで桁の末口が正面に来てしまったのがちょっとだけ気になってます。

13段目の梁から、ロックノッチと平面カットの連続は面倒でしたね。時おり発生するロックノッチは愛嬌で面白いのですが、20個近くの連続には閉口しました。平面カットも10個連続でしたね。
こんなときは、チエンソーの大小を使い分けています。ロックノッチには35ccのカービングバー仕様が便利です。壁の上部でのカットにも使いやすいです。27ccだとちょっとパワー不足ですかね。
平面カットには57ccが威力を発揮します。やっぱり早いので楽です。ノッチなどは45ccのショートバーを標準として使っているので、3台あると便利ですね。
まあ、便利だということで1台でもできますがね。ただ故障ということもあるので、やはりスペアになるものは必要だとおもいます。

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●上棟式は?
小屋組みは最終的にはポスト&バーリンにしました。要は束立て方式です。これが一番簡単ですからね。
さて、棟上の日程ですが、これが難しいですね。本来なら余裕をもって9月末にしたいところですが、いろいろ人の都合もあって繰り上がるかもしれません。ただ天気にも左右されるので、何ともいえないところです。ということで日程は不明です。お声を掛けていただいた皆様には本当に申し訳ありません。
まあ、仮設の作業小屋ですから、それなりに行きたいと思います。
ただ、最低2人くらいの助っ人がいるといいのですが・・・。万が一、助っ人がいないときの方法に頭を絞っています。これもオモシロそうです。セルフビルドですからね。

●住所変更
9月20日から住所が変わります。市町村合併のため一関市になります。「村」がなくなってしまいます。結構気に入っていたので残念です。
新住所は、岩手県一関市室根町津谷川字浮野61ということになります。
9月9日
●フルログ作業小屋、13段目の梁作業中(セルフビルド実践教室モデル)
5本の梁を加工中です。スクライブも高さレベルの設定も終わり刻みに入ってます。
今週は台風14号の影響などで天気が悪く、数日間作業できませんでした。この間、雨の合い間に春に切った潅木の焼却や薪作り、ティーピーの補修、草刈などをやってました。

そろそろ小屋組みの段取りを考えなければならないのですが、ちょっと迷ってます。
トラスにしようか、束立てにしようか、束は5本にしようか、3本にしようか、窓はどうするか、などなど。材料や工数、時間の関係で、とりあえずの結論としては簡便な3本束立てでいくことにしてます。矩勾配なので積雪は大丈夫でしょう。気分によって変更するかもしれませんがね。

それから屋根の仕様でも悩んでいます。断熱材を入れるかどうか、仕上げはどうするか、垂木や野地板の手配はどうするか、などなど。暑さはいいとしても、寒さへの配慮は必要ですし・・・。しかし、本当に冬を越すのかも疑問ですし・・・。
まあ、いずれにしても、とりあえずの仮設の作業小屋なので、それなりになるのではないでしょうか。

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9月4日
●フルログ作業小屋、13段目の後半壁完了(セルフビルド実践教室モデル)
縦方向の壁材が乗りました。
現在は5本の梁(はり=屋根裏部屋の床)をラフカットして乗せている最中です。
なぜ5本も梁があるのかというと、根太を使わないでロフトの床板を張るからです。根太を作る手間も取り付けるのも面倒ですからね。
これが終われば、あと1段でシェル(壁)組は完了です。

最近、カミナリ様が頻繁においでになります。昨日などは12時、3時、5時と定時的に訪れました。休み時間だよー!と言わんばかりです。
今週もまた雨の日が多そうで、暇になりそうです。さて何をしましょうかねえ。

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●セルフビルドは単純なのがいい
当初は「ロの字」(丸太の交差点であるノッチが4か所)の予定でしたが、実習生の要望もあり「日の字」(ノッチが6か所)に変更しました。それはそれなりに面白かったのですが、7月頃には実習生もいなくなり、面倒さを身にしみて感じました。作業が1.5倍になってしまうのですね。この差は結構大きいのですよ。セルフビルドを目指す方は、くれぐれもご注意を。

窓などの開口部を開けながら積む短材使用も良し悪しですね。材料の節約や取り扱いはいいのですが、作業効率を考えると、後からも開口部を空けたほうがいいですね。以前にやったことがありますが簡単で早いです。欠点といえば単純作業が続くので飽きることですかね。

それから1階も根太は使わない予定です。大引きが90センチ間隔にしてあるので、3センチ厚くらいの床板を張ります。断熱材は大引きを切り欠いて野地板を取り付け、その間に入れるつもりです。これは我ながらいい方法だなあ、と思ってますが、どうなることやら・・・。

●アリのいないティーピーに引越し
5月にゲスト用に設営していたテントに、最近はずっと寝泊りしていたのですが、このフライシートが破れてしまいました。最初は真っ赤だったのが薄オレンジ色に変化してしまったので懸念していたのですが、紫外線で劣化してしまったようです。やっぱり張りっぱなしはマズイですね。
30年も前のヤツなので、フライシートはもう手に入りません。しかたがないので、またティーピーに寝泊りすることにしました。アリもいず、広くて快適なのですが、雨が吹き込むのが悩みです。で、ブルーシートを掛けて寝ています。

ところでアリの話ですが、テントの中にアリが入り込むのです。寝ていると、腕のあたりや足のあたりをモゾモゾと動き回るのですね。そのたびに手で押しつぶしたりするのですが、きりがないので、そのうち眠ってしまうのです。
アリのほかにもアマガエルやクモが顔の上に乗ってきたり、トカゲが天井にいたりします。しょっちゅうテント掃除するのは面倒なのでそのまま寝ていたのですが、結構馴れてしまうものです。

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