林の区切り線
ようこそ【それなりログ工房】へ                             開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳
2005年7月
天気マークの区切り線

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを記載しています。


7月27日
●フルログ作業小屋、9段目で小休止(セルフビルド実践教室モデル)
9段目後ろの長材完了後に中断しています。1週間ほど梅雨休みをとっていました。
さあ作業再開とおもったら、今度は台風7号の雨続きで休みです。直撃の様子だったのでタープなどを締め直したのですが、東の方にそれたので風が強くなく幸いでした。
それにしてもよく降りましたねえ。沢は今もゴウゴウと流れています。
まあその間、雨の中で排水溝の修正や、ダイニングキッチンの整理、道具のメンテナンスなどができたので、これも良しです。
今日の午後から再開です。9段目の前側をセットしました。

(ログワークスクール2週間コース終了の方は無料でいつでも自由に参加できます。)
7月18日
●フルログ作業小屋、9段目に突入(セルフビルド実践教室モデル)
9段目後ろの長材は、高さ調整の適当なテーパーの丸太がなかったので繋ぐことにしました。
相欠きにしたので、太さ合わせのカンナ掛けや、サネ材を入れる加工など手間がかかります。ユンボを使っての一人作業でもあり、雷雨の豪雨の中断もあり、ほぼ2日かかりました。
これからは1ノッチの短材なので楽になります。これを9本積めば9段目は終わりです。1日1〜2本くらいのペースでいきますかね。

(ログワークスクール2週間コース終了の方は無料でいつでも自由に参加できます。)

●マイペース
一人になってから急に暑くなりました。九州や四国は梅雨が明けたようですが、こちらも明けてしまったような感じです。もうジットリと熱いです。
あまりに暑いので、朝は7時前から作業をすることにしました。そして昼にビール(否、発泡酒、否、第三のビール=今後ビールとはこれのことです。)を飲んで3時ころまで昼寝です。夕方は6時過ぎまで作業です。この間10回くらいは小休止も入ります。マイペースっていいですね。

実習生がいたころ、ログサイトに百均で買ってきたという掛け時計がかかりました。そして「もう10時過ぎましたよ!」などと声がかかるのです。
それまでは、作業の切れ目で休みを取っていたのですが、どこで覚えたのか、彼らは時刻の方を優先しているようです。その割には、ボクが動かないと休み時間が終了しないのですね。これも彼らのマイペースなのでしょうか?。

●無灯火
朝のうちに汲んでおいた風呂水はかなり温まっています。そのままでも入れるくらいですが、10分も火を炊くと充分です。で、最近は作業が終わるとすぐ入ることにしました。道路際で明るいのですが、まあ気にしないことにしてます。空が明るいときの風呂もまたいいもんです。

夕方になると、ヒグラシが鳴くようになりました。「ケケケケケケ・・・・・」というヤツです。薄暗くなると、今度はアマガエルが鳴きはじめるのです。「クェ、クェ、クェ、クェ、クェ・・・・・」です。暗くなっても鳴きつづけるのですね。
このころは風呂上りのビール(前項のとおり)を飲んでますね。月が出てきたので薄明かりのまま過ごします。ときおり飛ぶホタルの光も一段と鮮やかに輝きます。このままずーと、焚き火をしたり電球を点灯させたりせず、暗闇で過ごすのです。これが最近の楽しみです。
(ところで、ホタルのような光を同時に3個確認しました。これ3人の実習生の魂なのでしょうか?)

●酒の肴
最近のおつまみは、誰が発明したのか箸で取りにくいキュウリの朝鮮漬け、なぜかマヨネースチューブ入りのイカの塩辛、グルタミン酸ナトリウム味の行者ニンニクの醤油漬け、好物の木酢風味のイカの燻製などですね。それと近所からもらった無農薬?のキュウリとトマトに塩をつけて丸かじりしてます。体にいいものばかり食べているのです?。

ちなみに、昼はひやむぎかソーメンですね。昆布だしつゆを3倍に薄め、ダイコンおろしとニンニクおろしを入れて、七味をかけて食べてます。これ、ナカナカのもんです。あっ!それとビール。
7月15日
●フルログ作業小屋、8段目ほぼ完了(セルフビルド実践教室モデル)
懸念された7段目はなんとか完了し、8段目も今日には完了します。
ここのところ実習生が相次いで減りました。
一人は用事で6日に帰郷。2週間後くらいには戻ってくる予定です。
もう一人も8日に日銭稼ぎのため終了しました。こちらは戻る気配はなさそうです。
残った一人も今日15日から夏の仕事で中断します。9月には戻ってくる予定です。
とうわけで、しばらく一人の作業になります。ペースは落ちますが、コツコツとやっていきます。
これから参加する方は、中身が濃くなりますので都合がいいですね。

(ログワークスクール2週間コース終了の方は無料でいつでも自由に参加できます。)

●ヤマセ(山背)
ある辞書には、「山を越えて吹いてくる風。夏、東北地方の太平洋岸に吹く冷涼な北東風。」とあります。
簡単にいうと山霧ですかね。山越えで降りてくると言うのですが、ここでは谷のほう(斜面の下)から一見煙のような雲がモクモクモクと湧いてきます。それがだんだんと広がり付近一帯を霧で被ってしまうのです。比較的、朝夕が多いのですが、日中も夜中も発生します。
対面の山も隣家もまったく見えなくなり、幻想的な風景になってしまいます。15度くらいでしょうか、気温も下がるのでジャケットやウインドブレーカーを羽織ったりする必要があります。
6月ころからときどき発生してたのですが、梅雨に入ってめっきりと多くなってきました。始末が悪いのは、霧なのでタープも役にたたず、すべてが湿ってしまうのです。これにはちょっと参りました。
梅雨明けが待ち遠しいです。ただ、作業には涼しくて快適です。それにスクライブの霧吹きも必要ありませんしね。

●仲間もいいが、一人もいい
常に人が居ると、なんとなく慌ただしいですね。4月は一人でしたが、5月からは常に人が居ました。
そんなわけで、ここのところログ作業一辺倒です。実習生に空き時間を作らないために、常に段取りやいろいろな手法などを考えたりしているので、実習生のペースになってしまいます。
雨で休みの日も、つるんで遊びに行ったりしています。それに毎晩が宴会モードですから、考え事などは早朝とトイレの時間しかないのですね。

考えてみると、やらなければならないことが沢山あります。
山林も葉が茂り、風通りがよくないし、暗い感じなので、伐採や下草刈りも必要です。それにログサイトにも水を引きたいです。それから、ティーピーの補修や物置の整理、周囲の草刈、道具の手入れ、雨水の排水処理、材料やカービング作品置き場、薪小屋、薪作り、などなど、みんな後回しになってます。この機会になんとかせねば。

ボク一人だと、たぶん、3日に1日くらいしかログ作業はやらないですね。あとは環境整備が1日、ボケーっとしているのが1日って感じですかね。
これだとログ作業ははかどらないですね。制約も多いけど仲間の力は偉大です。
当初の予定では、年末までに屋根がかかればいいと思っていたので、これからしばらくはマイペースでやれそうです。
7月4日
●フルログ作業小屋、7段目刻み中(セルフビルド実践教室モデル)
魔の7段目に突入です。明日から2日間ほど野暮用で休みます。その後人数も減りますので、ちょっとヤバイのです。さてどうなることやら・・・。

(ログワークスクール2週間コース終了の方は無料で参加できます。)

●魔の7段目とは
セルフビルドは意気揚揚と始めるのですね。このときは気力も体力も充実しています。
基礎や1段目はちょっとてこずりますが、希望と期待とでなんとか頑張れます。このときはたくさんの仲間が物珍しさで寄ってきて手伝ってくれます。皮剥きなどは助かりますね。

2段目からはログのメインワークである刻み作業にはいり、おもしろくなるのです。

3段目から5段目くらいまでは、馴れて、だんだんと技術も上達して、積み上がる満足感もあり、さらにおもしろくなってくるのです。が、単調な作業にちょっと飽きてくる時期でもあるのです。

6段目。高さも地面から1.5メートル前後、丸太の上げ下ろしが大変になってきます。そして開口部があると、短材になるとはいえ本数も増えてきます。仲間の人数もだんだんと減り、家族の協力も少なくなってきます。でも、なんとか、なんとか、頑張ります。

そして7段目。疲れもだいぶ溜まってきています。天気や用事などの理由をつけて、ちょっと休みをとってしまうのですね。ここに悪魔が潜んでいるのです。もう2・3日いいかなどと、ついつい休みがのびてしまいます。
こうなると再開するのは非常に難しいのですね(これ、よく経験しますよね)。ときどき、1本、2本とやってはみるのですが、連続してできなくなり、ついにはソレッキリ、ソレキリ、になってしまうのです。

と、一般的に言われているらしいのです。ボクもこの現実を目にしたことがあります。
これを解決するには仲間ですね。常に、一人だけでもいてくれればいいのです。これにはお金を出してでもそうすべきですね。そして3〜4か月で躯体を完成させて、屋根を掛けてしまうことです。こうなれば住めますし、内装をコツコツとやれば完成します。
建物の大きさも欲張らずに小さめ(建坪で10坪程度まで)にするべきですね。

世の中には助っ人ビルダーという人がいます(ボクもそうでしたが)。有料無料ありますが(ボクは個人には無料でした)、こういう人がうまくみつかればいいですね。
それから、ログメーカーやログスクールのヤード(作業場)を借りることもいい方法です。そこで仮組みして、出来上がったら本拠地に移設すればいいのです。ノウハウや人的協力も得られます。

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それなりログ工房でも本来の主旨に沿って、近いうちに貸しヤードを作る予定です。ご利用を!!


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