林の区切り線
ようこそ【それなりログ工房】へ                             開設:2005年1月

ニュース & 雑記帳
2005年2月
天気マークの区切り線

最新の出来事、お知らせ、お便り、発見したこと、感じたこと、などを記載しています。


2005年2月20日
開店休眠状態です
ちょっとご無沙汰してました。
準備作業として第3段階まではとりあえず完了しましたので、常駐もログワークスクールも可能になりました。
のですが、山林内の雪が融けず次の作業に入れない状態がつづいてます。つい最近も太平洋沿岸を低気圧が通過し、ドカッと雪が降ったので、またしばらく作業は中断です。
そんなわけで、セルフビルド実践教室のページは更新するネタがありません。
遅くとも3月中旬ころには再開したいのですがねえ・・・。

●旧暦はエライ
旧暦の正月(今年は2月9日)前後がいちばん寒いようです。天気実績ではマイナス7〜8度にもなってました。ただ、ボクが起きるのは8時過ぎなので、いつもマイナス4度くらいですがね。
日中でも陽がでないときは0度くらいです。こんな日はいくら焚き火をしても、座面位置は5度以上には上がりません。立てば10度くらいにはなっているのですが、この位置は煙いのです。

二十四節気では立春(2/4)、雨水(2/18)、啓蟄(3/5)、春分(3/20)となるわけですね。
地元のオジイチャンたちはよくこれらの言葉を使います。「雨水になれば雪も雨にかわるから雪も融けるし、啓蟄のころは地面が見えてくるから虫も出てくるんだ。春分になると春本番で農作業を始めんだ。」
そういえば、自宅にいたときは、3月始めにジャガイモの種を蒔いていましたが、室根は旧暦そのままのような気がします。旧暦(節気)は自然暦なんだと体感しているこのごろです。
ボクも虫と一緒に這い出したいとおもってます。

●ログビルダーのためのログワークスクールへ
ちょっと暇になったので、準備項目を一つ増やしました。それはログワークスクールの再検討です。
「誰にでも作れるログハウス」ですが、それなりに技術やノウハウがあります。
せっかく学んでいただくのですから、セルフビルダーの方にも、プロのログビルダーを目指す方にも通用する技術を提供したいとおもってます。
そこで、今までの情報を整理し、カリキュラムや課題の設計図、練習台の設計、道具一覧などをまとめなおし、不足道具も購入準備し、作業台や補助道具も製作しました。
「たかがログテーブル」ですが、ほんとうにログハウス作りの基本技術が満載なのです。ログハウスとの関連性もしっかりご説明します。これらを理解していただければあとは練習と経験を積むだけです。そのためにもセルフビルド実践教室に参加されることをお勧めします。
なお、セルフビルド実践教室は山林の伐採や整地、生活設備の整備なども手作りで並行しておこないますので、俗にいう「田舎暮らし」を目指す方にも参考になるかとおもいます。
いややや、なんか営業口調になってしまいましたねえ。どうも、どうも。

●やっぱり予算が足りない
1月度までの支出を計算したみました。そして、これからの出費予定も計算してみました。やっぱり総予算をはるかに超えていました。
頭の中では、予算は3〜5割増くらいに考えておかなきゃいけないよなあ、とか思っていたんで、オーバーすることは予想内のことなんですがね。とはいえ、楽観的に何とかなるだろうと思っていたのも事実なんです。わかっていても、あるだけしかないのですから、ヤルかヤメルかしか選択肢はなかったわけです。
「♪わかっちゃいるけどやめられない!それスイスイスーダララッタッ・・・」(古いですねえ)。

やっぱりなぁ、って感じですが、これも現実なので、なんとかしなければなりません。それで、当面、いくつかの実施事項を中止することにしました。これらが無くても生活はできそうです。
想定外の細かい出費が意外と多いのに気がつきましたが、これは3〜5割増の範疇なのですね。
それから、特に道具類なのですが、必要そうだと思うとついつい買ってしまうのですね。これをいかに押さえるかもポイントです。そこで「衝動買いはしないこと」と、「自分で作れないか?」と考えることにしました。果たして守れますかねえ。元来3日坊主で意思は強い方じゃないですから。
あとは、宝くじが当たるのを待つだけです。

●ふたりの自分
衝動買いといえば、先日のペグの件もそうですね。なにも金属のペグなど買う必要もなかったのです。山の木を切ってくれば充分用が足りたのでした。現にティーピーのペグは木の枝を使ってるじゃないですか。
「そんなこと言ったって、あの時は急いでいたんだよ。」と、もう一人の自分が言ってます。
「しかし、安物のペグを買ってきて、失敗したじゃないか。」と、反論します。
「そりゃあ、結果論だ。あの時は木など切っている余裕などなかったんだ。」
「いや、ちょっと冷静に考えれば、そもそも急ぐ必要はなかったんじゃないか。」
「今ごろ何を言いやがる。あの時はそう思ったんだよ!コノヤロー。ボカ!」
「やったなー、貧乏人だったら頭を使え!ボカ!ボカ!ボカ!」
「オッ、3回もっ!2回多いぞ。ポカ!ポカ!」
と、まあ心の中で決闘してしまうのです。いや葛藤だったかな?

★例年になく雪が多いので、ログワークスクールの開校は3月中旬以降になりそうです★
2005年2月4日
薪ストーブとティーピーについて考えた
まず最初に、わずかな読者の一部から「ティーピーってなんだ?」という問い合わせがあったので、ティーピーについて解説しておきます。書物からの受け売りですが。
ティーピー(tepee)とは、西部劇でおなじみの北アメリカ大陸の平原インディアンが暮らしていた円錐形のテントのことです。支柱を組んでバッファローの毛皮を張っていたようですが、だんだん帆布に変わったようです。
内部では火を焚くことができます。上部のフラップ(飛行機の昇降だのようなもの)を開閉して効率よく煙を排出できるようになっています。

さて本題です。薪ストーブとティーピーはよく似ていますね。
煙突は上部の排出口ですし、吸気口は入り口に相当します。ですから、ティーピーの入り口の裾を開けないとよく燃えませんし、煙が充満してしまいます。しかし開けすぎるとる隙間風で寒いので、この兼ね合いを見極めるのが難しいですね。
ということで、ボクはまあ薪ストーブの中で暮らしているということになります。

そういえば燻製ボックスにも似ていますね。
ボクがいぶし銀のような風貌になったのはそのせいでしょうか・・・?しかし、ミイラになってしまっては困るので、煙の排出方法を考えてみました。
強制吸気です。薪ストーブにもこの方式がありますね。残っていた孟宗竹の節を抜きドラム缶炉につないでみました。これは正解で、いやあ、じつに勢いよく燃えます。
しかし、まだ地面付近の隅のほうの煙が抜けないのです。どうも一部の煙が壁に沿って降りてきて溜まっているような気がします。これでかなり目をやられたようで、寝るとき目を閉じると、目にしみてなかなかなか寝付けません。
いろいろと試行錯誤してみたのですが、結局、入り口の裾を少しあけると解消することがわかりました。ということは、まだ外部吸気が足りないのですかね?次回は吸気パイプをダブルにしてみよとおもいます。

★「それなりログ工房」もだいぶ整ってきました。そろそろログワークスクールを開校します★

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