17・5・10(火)
福知山線事故からの教訓
4月25日にJR福知山線の事故が起きてから連日の様に二ユースとして各報道機関が取り上げているが、その中で
西日本鉄道幹部の記者会見で、記者の弱いものイジメの如き追及が観ていて目にあまるものがある。
まるで吊るし上げの横暴・・・記者にそんな権限が何処にあるのかと言いたい 聞く側はもっと冷静になって対応
しなかったら観てる側からも反発をかう事なる。
何処の記者なのかはしらないが、社長の会見を要求する態度は尋常ではなく同情より呆れてしまう そんな人間が
人の話を聞けるのかと思う 亡くなった人々も遺族の方々も決してそんな事を望んでいる訳ではないと思う
鉄道の体質がどうのこうのと取り座されているが、所詮大きな組織から分離させられてそれぞれの会社になったとて幹
部は旧国鉄時代の人間なのだから口と実際の行動には大きな開きがある事を世間は知らなかっただけの話ではな
かろうか?
この度の事故は「きめられた事を守らない」・・が故に起きた大惨事であるが、各鉄道会社の総ての職種に大きな
警鐘を鳴らしたのは事実でなかろうか?
運転士が速度を厳守しなければならない恐さ、車掌が事が起きた時の連絡体制のあり方(防護無線)等々
107名の尊い人命が失われた見返りとして教えられた代償は大きい 特にハンドルを握る若い経験の浅い運転
士の危険と言われるヶ所での認識の甘さや、只、単に電車を運転しているのだと言う安易な気持ちが万に一つあつ
たとしたら払拭し、命を預かる重大な任務の認識を強めてほしいです。
然し、どの様に効果のある設備が備わっても、最終的に運転するのは人間であるからして 安全運転に徹すると
言う事を常に念頭において数多くの人命を預かっている事を忘れず、二度と今回と同じ様な事故が起きる事のない
事を願わずにはいられない。
安全は輸送業務の最大の使命なのだから・・・
追記
それにしても最初に見せられたレールの上に出来た「粉砕痕」は、間違いなくレールの上にあった石等を踏ずけた時
に出来る痕だが、どうして出来たのか大きな疑問でもある!!。
又
空港管制官18人の伝達忘れミスの問題も、事故が発生していたらこの事故以上の大惨事になっていた事を思う
とゾッーとする なにかうやムヤに終わってしまっているがこちらの方ももっと、もっと検証してみる必要があるのではない
かと思う。