+ 第23話 「白虎消失」 +
このあいだ何気なくテレビをつけていたら、ちょうど天の白虎と地の白虎が戦っているアニメがやっていて思わず最後まで見てしまいました。
譲くんVS景時さんですよ!(あるいは鷹通さんVS友雅さん、あるいはさらに幸鷹さんVS翡翠さん……1・2の方がはまるなあ)
陰陽大戦記という、どっちかというと子供向けなアニメなんですが、漢字が至る所に乱舞していて漢字大好きな管理人の心をわしづかみでした。
その回のはるか3に置き換えてのあらすじなど。
このアニメでは天の白虎と地の白虎は敵同士で、主人公は譲くんのご主人。仮に望美ということで。(本当は男子中学生『リク』ですが)。
そのライバル役が景時さんのご主人。こっちは朔にしときます(こっちも本当は熱血少年です)。譲くんと景時さんは望美・朔の式神なのです。
望美と譲くんの元に、朔と景時さんが挑戦状をたたきつけにやってきます。
わたしも龍神の神子なのよ、おとなしく八葉を半分渡しなさい! イヤだと言うなら実力で奪い取るまで! 行きなさい、兄上!
さっそく召喚され戦い始める譲くんと景時さん。しかし望美が「龍神様が呼んでる……」とはるか2ばりのトランス状態になっていて、潜在能力目覚めまくり。その影響で譲くんは気力集中力ばっちりです。
2人で術を使い倒し、あっというまに景時さんは完敗寸前までやられてしまいました。
しかしそこは軍奉行梶原景時、一筋縄ではいきません。なんと朔と力を合わせて巨大化しました!
口から火を吐き、あんぎゃーがおーと吠えまくる巨大景時さんの姿に、トランス状態から復活した望美はイヤな過去を思い出してしまうのです。
こんな光景を見たことがある! そう、あれは熊野、かわいかったちびっ子が突然大きくなったんだった……! ちがうあれは夢よ! 大きくなった白龍なんて認めないっ……!
先輩、次はどうしますか、先輩! 譲くんの声も今の望美には届きません。
先輩、大きくなっても中身そのままな白龍かわいいじゃないですか! と訴える譲くんの頭の上に、巨大景時さんの足の裏が……!
……ぷちっ。
次回に続く。
というお話でした(信じないでください。あと、実際の天地の白虎は半人半獣な姿です)。
正直はるかシリーズとは全く方向性が違いますが、はるかをやったことがあると、木生火とか、土克水とかが頭に浮かんでなかなか面白いです。
相手が水属性で来たからこの人は土属性を出したんだなとか。つまり「ふふっ、相手が水属性だと僕、有利なんです」ってことだよなとか。
この次の回を見逃したので譲くん(まだ言うか)がどうなったのかわからないのですが、面白かったのでこれからもちらちら見てみようかな〜と。
+ 第25話 「開封・零神操機」 +
前回を見逃した陰陽大戦記ですが、今回は見ることが出来ました。
懲りずにまたしてもはるかに置き換えてのあらすじを。
前々回「ぷちっ」となった譲くんでしたが、どうやら無事のようで、小さな亜空間みたいなところで昔のご主人と話をしています。この昔のご主人というのがコミック版の主役らしいので、代役は2の主役・高倉花梨ということで。
一方、現ご主人の望美はいろいろ悲しいことを思い出しながらも、なんとか譲くんのところまでたどり着きました。再会した譲くんの姿に感極まり、思わず抱きついてしまいます。ごめんね譲くん、神子はもう迷わないよ! 譲くんのお弁当さえあれば怖いものなんて何もないもの!
望美に飛びつかれて譲くんも大満足です。あまりの感動の再会っぷり、2人の世界っぷりに、そばにいたはずの花梨が30秒間で5歩ほど後退してしまうほどでした。後ずさる描写こそなかったんですが、望美が来る前と来た後であからさまに距離がちがいます。
ここでタイトルコール。それが終わると場面が変わっていて3人普通に話しています。タイトルの間にどんなやりとりがあったのか、花梨の存在に気付いた望美は相当ばつの悪い思いをしただろうなあと思うのですがその辺の描写はなしでした。残念ー!(微妙なCMネタ)
で、花梨に案内してもらって元の時空へ帰ろうとします。徒歩です。帰り道の途中で、戻ってくる望美を味方のフリして実は敵方なマサオミさんが待っています。ほんとーにこの名前です。漢字はたぶん『雅臣』なんですが、はるか置き換えなのでこの場は『将臣』ということで。将臣くんは望美を笑顔で出迎えようとしますが、花梨がついてきてるのに気づき、いかん正体がバレるとばかりに隠れます。すると望美と譲くんは、
「あれ、将臣くんいるはずなのに、どこにもいないよ?」
「兄さんのことだから、また勝手にどっか行っちゃったんじゃないですか」
「そうだね、じゃ、気にせず進もうか」
と通過。心配一つされず放置されました。探してすらもらえません。どっかで怨霊に食べられてたらどうしようとか考えなかったんでしょうかこの人たち。
花梨からアクラムの話など聞きつつ歩いておりますと、「源氏の神子、覚悟なさい!」と将臣くんの仲間が襲ってきます。ここでは仮に惟盛ということで。
望美と譲くんを逃がした花梨が、堂々と勝負をうけて立ちました。今回は花梨が主役なのです。花梨が呼んだ頼忠さん(花梨の式神で天の青龍。でもなぜか土属性)はどうやらクリア後のデータらしく、めちゃくちゃレベルが高くて惟盛のHPを削りまくりました。楽勝楽勝、次ターンは封印かな〜とか思っていた花梨でしたが、追いつめられた惟盛は不意に高笑いなど始めます。そしてなんとこないだの景時さんばりに巨大化したのでした!
これはやばいと思った花梨も負けてはいません。神子特権で他の八葉も呼び出します。遙か2の同行は2人までではなかったのですか!と惟盛は驚きますが、龍神の力に目覚めた花梨は特別なのです。新たに4人もの八葉が飛び出してきました。
ネガティブ思考にさよならするべくイルカセラピーを始めた泉水さん。
空なんか飛んじゃって楽しそうなイサトくん。
検非違使別当から板前に転職してみた幸鷹さん。
実は北斗神拳の伝承者だったまろ。(ちがう種類が混ざってるようなのは気のせいです)
この四人に頼忠さんを足して全部で5人、力と心を一つに合わせてむちゃくちゃ痛そうな必殺技が炸裂します(アレはほんっと痛そうだった。ヤクモひどっ!と素で思いました)。惟盛は「助けてください父上ー!」と叫びながらあえなく封印。ちょっとかわいそうでした。
一方こちらは望美と譲くん。亜空間の出口辺りでようやく将臣くんと合流し、晴れて元の時空へと帰ってきます。心配して待っていた白龍と敦盛くんが泣きながら飛びついてきました。泣きじゃくる2人を撫でてあげながら、望美は決意を固めるのでした。……平家の陣に行こう。平家と話し合おう、と。
……次回に続く。
というお話でした(信じないでください)。今回管理人の心をわしづかみにしたのは、少年漫画の主役全開な先代ご主人ではなく、ラブリィなアイヌ装束イルカ(返事は「はい!」)でもなく、秘孔使いの貴族系おサルでした。お調子者っぽい板前もかわいかった。ヤクモの式神はどれもこれもかわいいです。管理人、半人半獣は射程距離外だったはずなんですが……おかしいなあ。あとは『隠』の字に隠れているマサオミさんも妙にかっこよく、無愛想系かと思っていたヤクモのふりまく笑顔にもやられました。かなり完敗です。
……完敗と言えば頼忠さん役の式神の必殺技、『パリの走馬燈』には度肝抜かれました。