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つま先の言い分
-ゆるいバレエシューズを履くと-

 バレエシューズの話題です。つま先をしっかり伸ばしているのに、床を掴んでいるつもりなのに「爪先伸ばして!」「床を掴んで!」と注意されてしまう。ちゃんと伸ばしているのに……そんなことがあると思います。出来ている「つもり」で出来ていない事もあるでしょうが、出来ているのに出来ていないように「見える」場合もあるかもしれません。それはもしかしたらバレエシューズが悪いのかもしれません。

ゆるいバレエシューズを履いてつま先を伸ばすと、下の図のような状態になると思います。バレエシューズにゆるみがありすぎて、つま先を伸ばしていても外からはそう見えないんです。

A.バレエシューズの中の指の状態

バレエシューズを透明にして中の足の状態を見てみましょう。

先生の言葉

「ボルドーさん、
 つま先を伸ばしなさい!」

ボルドーのつま先の言い分

「伸ばしてるよ!ほらほら、バレエシューズの中でこんなに伸ばしてるじゃん!!でもでも、外からは見えないんだよ!このがんばり(矢印部分)を見てよ、気付いてよ、ほらほら、先生!!」

てな感じです(笑)1が床についているとき、床から離れているときは、2か3のような感じではないでしょうか?


B.外からの見え方

でも、外から見るとこんなふうに見えます。ゆるみがありすぎると、足の動きにシューズがついてこないので、伸ばしているのに伸ばしてないように見えたり、力が入っていないように見えたりします。

シューズはゆるいので、やたらとシワシワです。この図のようにブカブカなバレエシューズの引き紐をギューッと引っ張って「巾着」のようになっている人は要注意です。(初めから縮んで巾着風になっているシューズもありますが……)トウシューズと同様、引き紐は微調整用でギューギュー引っ張るものではありません。

足囲が細い人は、バレエシューズも細いものを履きましょう。でないとこの図のようになります。


こんな状況、よくあるのではないでしょうか?

つま先「あるある!」
バレエシューズ「す、すみません……でも、ボクを選んだキミも悪いと思うけど……」


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