コウノトリ育む六方たんぼの 農事組合法人 河谷営農組合
コウノトリ野生復帰事業の放鳥拠点が河谷に設置された。(平成18年6月)
拠点施設はネットで囲ったケージで、水田ビオトープの中に設置された。
ケージの大きさは、間口20m、奥行15m、高さ4mで中央で二つに仕切られている。
平成18年6月、二組のペアのコウノトリ4羽がそこに収容された。
周囲に馴れることを目的とした。
コウノトリは夏の猛暑の中、3ヶ月をここで過ごした。
あまりの暑さを見かねて、日よけの葦簀を立てたりもしたが、コウノトリにとっては過酷な
体験だったに違いない。
給餌は、コウノトリの郷公園の飼育員から毎日一回、ドジョウ、小アジが与えられた。
平成18年9月24日午後0時20分、新田小学校の児童が入り口のネットを開いて、
4羽のコウノトリが元気よく大空に向かって羽ばたいた。
放鳥拠点とコウノトリ放鳥
収容された4羽のコウノトリ (平成18年7月)
J381、J382 J228、J275
河谷放鳥拠点の風景
河谷放鳥拠点からの放鳥
ここ河谷放鳥拠点から4羽のコウノトリが放鳥された。
河谷の水田ビオトープに浮かぶ放鳥拠点(平成18年6月完成時)
コウノトリの餌 (2羽1日分)
そして、六方たんぼに新しいドラマが始まった。