阿弥陀三尊永代供養墓
阿弥陀三尊永代供養墓は当院開創400年の記念事業として平成16年(2004年)に造立されました。中央の阿弥陀如来は約7メートル、両脇侍の菩薩は約5メートルの納骨墓です。
阿弥陀三尊とは
阿弥陀如来を中央とし、左脇侍(向かって右)に観音菩薩、右脇侍(向かって左)に勢至菩薩を配しています。浄土宗の教えでは「南無阿弥陀仏」とお念仏をお唱えした人はこの世で命を終えた後、阿弥陀如来さまの国(西方極楽浄土)に生まれ変わっていく(往生する)と説かれています。阿弥陀三尊像は臨終の際に来迎し、念仏者をお浄土へと導く姿を表わしています。
‣阿弥陀如来
阿弥陀如来は大乗仏教の仏さまです。「アミダ」とは、古代インドの言葉である「アミターバ」と「アミターユス」に由来します。アミターバとは無量寿(永遠の命)、アミターユスとは無量光(限りない光明)という意味を表わします。つまりいつの時代でも、どんな人にでも救いの手を差し伸べて下さる仏さまだということです。阿弥陀さまの救いを信じてお名前を呼ぶ(「南無阿弥陀仏」と声に出して唱える)と、極楽往生と現世安穏のご利益が得られます。
‣観音菩薩
観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」を象徴しており、往生者を迎え取るための蓮台を捧げ持っています。納骨のみをご希望の方の納骨墓です。
‣勢至菩薩
勢至菩薩は阿弥陀如来の「智慧」を象徴しており、合掌の姿をしています。納骨のみをご希望の方の納骨墓です。