テンジクスズメダイ Abudefduf bengalensis 硬骨魚綱 スズキ目 スズメダイ科 |
2007年6月、高知県で採集。
分布 |
南日本、インド・西部太平洋。 |
概要 | 体側に横帯が5〜6本あることでオヤビッチャに似るが本種は縞模様が細く、尾鰭後端が丸いことで区別できる。幼魚のうちはオヤビッチャ同様白っぽく、背中に黄色部が出現する。サンゴ礁域や内湾、岩礁域に生息する普通種。雑食性で甲殻類やプランクトンなどを捕食する。 |
採集 | 幼魚は四国沿岸では9〜11月に確認しています。高知県では成魚が周年見られるようですが幼魚は8月から出てくるようです。成魚、またはそれに近いものは釣りで採集するのが手っ取り早いでしょう。 |
飼育 | 幼魚は60cm水槽で飼育可能。成魚も20cmくらいなので、60cm水槽で飼育できる。本種は気が強いといわれるが個体差があるようで我が家の場合では他のスズメダイ類によく尾鰭をつつかれていた。丈夫で買いやすい。餌もよく食べる。スズメダイの仲間では比較的低温に耐える。 |
食味 | まだ食べたことはない。 |
注意 | 特になし |
文献 | 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京. WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm |
リンク | オヤビッチャ ロクセンスズメダイ |