イシガキダイ Oplegnathus punctatus (Temminck and Schlegel) 硬骨魚綱 スズキ目 イシダイ科


2008年5月に高知県で採集された
幼魚。
愛媛県宇和海産の成魚。

分布 南日本、琉球列島〜ハワイ諸島。
概要 幼魚の体色は灰色で、小さな暗色斑点が散らばる。成魚では斑点が大きくなり、その名の通り石垣状になる。これらの斑紋は老成すると消失し、老成すると口が白っぽくなる。そのため別名は「クチジロ」。沖縄では「ガラサー」と呼ぶ。普通は岩礁域に生息し、防波堤などでもたまに釣れる。幼魚は浮遊するブイにつくことがある。本種は肉食性で、甲殻類や貝類、ウニなどが好物で硬い殻や長いとげなどをもろともせずに食べる。
採集 幼魚は高知県では5〜6月、玄界灘では8月に多く出現する。何れもブイや流れ藻などの浮遊物につく。人間が泳いでいる後を付随するような行動をとることもある。成魚は釣りで採集できる。
飼育 水槽は幼魚では60cm水槽でもOKだが、成魚では120cmクラスの水槽が欲しくなる。他の魚と一緒に飼うことも可能だが、他の魚の鰭をつつく行動も見られるので、なるべくなら単独種飼育が望ましい。
餌は配合飼料やエビ、アサリなど様々な餌をバランスよくあげること。病気としては白点病に稀に罹る。またオキアミやクリルで消化不良を起こし死ぬケースもある。
食味 イシダイ同様に美味で産業的な価値が高いので養殖も行われている。料理としては刺身や唐揚げ、焼き魚など。
注意 まれにシガテラ毒をもつ個体がいるので注意したい。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm
リンク イシダイ  
危険生物

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