よく利用する“Ｋ”という居酒屋さんに、今はやりのインターネット光回線が入っている。
しかも、無線ＬＡＮも入っている。
そこで私は、以下の写真のような名刺大の紙を印刷し、また
Ａ４版の同じようなポスターも作成した。
そして、そのポスターは居酒屋の店内に張り、
名刺はスマホや、タブレットなどをお持ちで来店したお客様に渡したらどうかと考え、
店主に手渡したのである。
【 名刺大の、メモ用紙。 同じようなポスターも作成した。 】
この名刺大のメモ用紙は、ポスターの文字が見えにくい場合、
手元に置いて、スマホなりタブレット端末のＷｉ－Ｆｉ 設定に役立てば・・・
と、そんな想いから作成したものだ。
ところが、何日たってもその居酒屋の店主は、
店にポスターを貼ろうともしないし、名刺も客に紹介した形跡がない。
何故なら、ある日フッと気付いたが、それらのポスター等が、
私が渡したそのままの姿で、棚の上に置きっぱなしになっていたからだ。
少し残念になり、
「このポスターと、名刺、使わんやったですかぁ・・・」
と店主に聞いてみた。
店主は、少し恥ずかしそうに 「うん」 と答えた。
そこで、はたと私は気が付いた。
私には、人の為に良かれと思う事を、
自分だけの考えで、相手の立場もよく考えないまま、
お節介を焼く事が往々にしてある。
実に悪い癖である。
よく考えてみると、
今回のケースは、以下のような状況なのである。
①そもそも 店主は、「当店ではＷｉ－Ｆｉがご利用頂けます！」の意味が全く分かっていない。
（説明もしなかった私が悪いのは明白なのだが）
②このお店を利用するお客様のほとんどが、リタイヤされたような高齢者で、
スマホや、タブレットを利用されない。
③そもそも、お店に光回線を入れられたのは、単に “通信カラオケ” の為なのである。
私がほぼ毎週利用する居酒屋さんであり、
少し考えれば、以上のような事柄はすぐ分かる事なのである。
要らぬお節介ばかり焼いて、
全く、自分のバカさ加減に呆れてしまった。