ひとつの、頂いたメールから(2009.6.7)


  何かのきっかけで、私のこの稚拙なホームページを見られた方から、
つい先日、メールを頂いた。

さだまさしさんの歌に関して、”
『木根川橋』という曲は、カラオケで歌いますよ(笑)” など、
私の書いたエッセイの内容に共感していただき、実に嬉しいメールを頂いた。

さらに、”
『パンプキンパイとシナモンティ』それから一番のお気に入りは『療養所』なんです!” と、
私の知らない、さださんの曲まで紹介いただいた。
さっそく、YouTubeで、聞いてみた。 2曲とも、実に素晴らしい曲である。

さださんの曲は、かなり知っていると自分では思っていたが、
まだまだ いい曲がいっぱいあるんだ!と、再認識させて頂いた。




話しは変わるが、以前、自宅近くの地域図書館で、
「わたしの、さだまさし」という本を、パラパラと立ち読みした記憶がある。
筆者は女性であり、さだまさしさんの創る歌詞は何てステキなんだろう・・・そんな内容の本であった。

確かに私もそう思う。例えば、以下のようなフレーズは、誰にでも創れるようなものではない。

  ♪・・・・・ 君さえ許せば、僕の愛するこの街が、
          胸ときめかせ、君のふるさとになりたがっている ・・・ ♪ (於:天までとどけ)  

  ♪・・・・・ ありがとうの言葉を、かみしめながら、
           生きてみます わたしなりに ・・・・・・♪ (於:秋桜(コスモス))

  ♪・・・・・ こんな小春日和の おだやかな日は
           もう少し あなたの子供でいさせてください ・・・・・・♪ (同上)

  ♪・・・・・ なぜならあなたは、それから次第に 飾ることを覚えたから
           確かに 美しくなったけれど  
         見栄えのしないオモチャに飽きた あなたがいけない訳じゃない
           新しい風に その身をまかせ、子どもが 大人になっただけ ・・・・♪ (於:交響曲(シンフォニー))

  ♪・・・・・ たったひとつ 僕にもできる ほんのささやかな真実がある
           それは わずか一人だが、彼女への見舞い客に 来週からなれること ・・・・♪ (於:療養所(サナトリウム))


繰り返すが、さださんの創る曲は、詩もメロディーも実に素晴らしい。
私と同じ、長崎生まれで、長崎育ちの、さださん。

日曜日の、のんびりとした昼時、私はゆったりとした椅子に座り、
目を閉じて、さださんの名曲の数々を聴いている。
頂いた、ひとつのメールから・・・・

頂いたメールの、最後の一行に・・・・
今夜うちはパリパリ皿うどんです(笑)!

皿うどん、長崎、ちゃんぽん・・・・・ そんな文字に触れると、私は涙が出るのです。


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