国の認めない人間国宝(2005.7.4)


国の認めない人間国宝・・・・柄本明氏が、こう称した高田渡さんが亡くなった。
インターネットで、「タカダワタル的」というDVDが買えるというので、即注文した。
今も、そのDVDを聞きながらこのエッセイを書いている。

高校生の頃、私は声が高田渡に似ていると言われたことがある。
なるほど、自分でも似ていると思う。

DVDを聞くと、懐かしい唄がいっぱい流れてくる。
ほとんど、ライブ中心で、私生活も含めたドキュメンタリータッチのDVD2枚組みである。
最近のテレビの歌番組とは、質において異なるところ唄がたくさん納められている
「ごあいさつ」、「生活の柄」、「値上げ」・・・・・
中でも、「ブラザー軒」は最高である。
この「ブラザー軒」を聞くと、自然に涙があふれてくる

50年代に生まれた世代なら、その芸術的な詩とメロディーに、共有、共感できるものがあると思う。
是非、高田渡さんの唄を聴いてみてください。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009HA05O/qid%3D1117801782/250-1399347-3605845
で買えます(2005.7現)。
私が持っているDVDをお貸ししてもいいですよ。返してもらえるのであれば。


【「タカダワタル的」のDVDジャケット 窓から顔出しているのは、柄本明さんです】


戻る。      へ       へ         ホームに戻る。