ゾウさん逝く（２０２３．９．２９）


　2009年、童謡コーラスグループ “気まぐれーズ” を結成して、
はやいもので、14年が過ぎた。
これまでに、招かれて延べ３００ケ所以上で、ボランティアコンサートを開催してきた。
４人グループのコーラスグループである我々は、
コンサート終了後などに、
　『お上手ですね。ダークダックスみたいですねぇ、、、』 などと
よくお世辞を言われてきた。

そのダークダックスであるが、
ゾウさんの愛称で知られていた、
ダークダックスのバス担当、遠山 一さんの訃報（享年93歳）をニュースで知った。（この９月２２日にご逝去）
パクさん、ゲタさん、マンガさんと既に亡くなられており、最後のおひとりだった。

男性合唱グループとしては、
ダークダックス、デュークエイセス、ボニージャックス
の３グループが有名である。

デュークエイセスは、まだ声が出るうちに、、、と２０１７年、いさぎよく解散された。
（解散時はオリジナルメンバーではなかったが４名のグループであった）

ボニージャックスは、先月の８月２４日の「音羽ゆりかご会　創設90周年コンサートin熊本」
（於：市民会館）に出演されていたのを私は会場で拝見した。
89才のオリジナルメンバーお二人と、途中加入の方の合計３名での出演であったが、
コーラスの響きはすごくて、実に感動した。

今回、ゾウさんの訃報をニュースで知って思うところはいろいろあるが、
昔、テレビでよく見ていた歌手や、俳優の方々が
昨日もお一人、今日もまたおひとり、、、、と、
すごい時間の速さで、鬼籍に入られていく。 あるいは引退されていく。
いやがおうにも、時の流れというものを感じる。

ふと、新聞に目をやりテレビ番組欄をみた。
ミュージックなんたらかんたらと書いてある、３時間の歌番組スペシャルの欄を
“どんな歌手、ミュージシャンが出演するのだろう、、、”と、注視して見てみる。
ズラーッと書いてあるミュージシャンの名前で、
私が知っている人が一人もいなかった。
ほとんど、テレビを見ないので、当たり前といえば当たり前か。

ほんと、時は流れてしまい変ってしまった。

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