金木犀のかおりに(2023.10.17)


 最近、道を歩いているとどこからともなく
金木犀のいい香りが漂ってくる。
ほとんどの場合、どこから漂ってくるのだろう?
と、その発生源の木を探すことになる。
見つかったり、見つからなかったり、、、

今日の夕方も、いつものようにウォーキングに出た時、
道すがら金木犀の強い香りが漂ってきた。
強いはずだ、道のすぐ横に大きい金木犀の木が3本ほど立っていた。
どこから?と探す必要もないくらい、強い香りだ。


【 ウォーキングコースのすぐ横にあった金木犀。】

金木犀と言えば、反射的にすぐに思い出す歌がある。
 ♪・・・・・金木犀の 咲く道を・・・・・♪
かの有名な、
 「君の瞳は10000ボルト」というアリスの曲だ。

そのアリスのメンバーであった谷村新司さんの訃報を数日前のニュースで知った。
「昴」、「いい日旅立ち」等、素晴らしいヒット曲をたくさん世に送り出してくれた。
近年、そんな素晴らしいアーティストがどんどん亡くなっていくというニュースに接する。

そんな方々の訃報を知る度に、
 「えーーっ!」 と驚くと共に、
どんどん月日は流れていってるんだなぁ、、、、と感じ、
自分の顔を洗面所の鏡で見る度に、
 “ 年とるハズだよなぁ・・・・ ” と、
老いさらばえた自分の顔、はげ頭に愕然とする。
自分だけは年取らないぞーって
ずーっと、そんなふうに思ってたが、最近の自分の老衰のすすみ具合には
自分でも驚く。
同時に、親しい知人に久しぶりに会うと、
言葉には当然出せないが、
 “ あんたも、老けたねぇー シワも白髪も増えて・・・・ ”
と内心思う事しばしばである。

しかし、
谷村新司さん、はやいよー
74才で逝ってしまうなんて


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