中学の同窓会(2023.5.8)


 先日、同窓会(ほぼ4年に1回開催)の案内のハガキが来た。
中学校を昭和44年に卒業した仲間からだ。

ある漫才を思い出した。
久しぶりに集まった同窓会での仲間の会話である。
A君:「おーーっ! B君よ、実に久しぶりやなあー。いくつになった?」
B君:『・・・・?』
あんまおもろーないか。

我が同窓生も、とうとう古希である。
案内のはがきの文面にあった。
“・・・・・前回の集いから4年、70歳の古希を迎え、
      ・・・・同窓の集いを計画しました。
      もう最後かもしれません・・・・ ”

これまで、会長も幹事も会を開催するのに大変だったろうなあ、、、、
そんな事を思いながら、とうとう最後の同窓会になるのかぁ・・・・
と感慨深い。

来月、島原で行われる予定の同窓会だが、
幹事からの中間報告のLINEがきた。
現時点で参加予定者35名とのことであった。
9クラスまであったので、10人に1人くらいの参加率か。
4年前に比べると、極端に少ない感がある。

当日の同窓会で、アルコールが入り歓談もある程度一段落したところで、
リラックスして歌でも歌いたいという雰囲気になるだろう。
そう思い、
幹事さんたちに、私が「うたごえ」で使っている機材を持ち込み、
♪おたのしみカラオケ♪みたいな事を余興のひとつにやろうかぁ、、、って、
相談したところ、
 『大歓迎! 是非、やってくれ!』
との事だった。

古希で年も年だし、昔なら “二次会、いくど!” という仲間が
たくさんいたが、一次会でおわりという仲間もいるだろうから、
会の最後に一曲歌いたいという仲間もいるだろう、、、、

そんな思いで、パソコン、マイク、スピーカーを車に積んで
持って行こうと思っている。
大した荷物じゃあないし。

そこで、幹事に聞いてみた。
 「余興の♪おたのしみカラオケ♪のMCは私がやってもいいし、
  他の誰かでもいいが、歌(特にハモリ)のうまかったM君にも
  進行を手伝ってもらいたいんだけども、、、、」 と、相談してみた。
返ってきた回答は、
 『M君ですが、3年ほど前に亡くなりました』 という返事だった。

私は一瞬 絶句、唖然とした。

ほんとうにみんな、早く逝ってしまうなあ、、、と、
4年前の前回の同窓会で配られた、物故者名簿でもそうだったが、
 “えーっ! この人もかぁ、、、” と、驚き、悲観に暮れてしまう。


来月の同窓会は、逝ってしまった仲間の分も、
皆んなで楽しい同窓会にしようと思う。

元気でがんばらないかんな。


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