Webメール(2020.5.30)


 朝一番で、知り合いの先輩宅へパソコンの設定に行って来た。
その方はロータリークラブに所属され、今だに元気に活動されている80才の方だ。

コロナウィルス禍のため、ロータリの定例会議が
Zoomミーティング利用によるネットミーティングに切り替わったので、
新たに19万円もする富士通のデスクトップパソコンを購入されたのだ。

朝9時に先輩宅へ到着。
既にパソコンは開梱され、販売電器店で「マイクロソフトアカウント」、「オフィスアカウント」などが設定されていた。
私がやる事は、
 @インターネット接続(Wi-Fi接続)
 Aプリンター(Wi-Fi接続)のドライバのインストール、印刷確認
 Bメールの設定、送受信の確認
@、Aはすぐに済んだが、最も大切なBがなかなかうまくいかない。
ロータリークラブのZoomミーティング案内は、メールで来るので早く設定しないといけない。


Win10にプレインストールされているメールソフト(スタートアイコンをクリックして表示される「メール」アイコン)
にメルアド等を設定して、送受信もうまく行ったが、直近に到着しているメールの本文が開かない。
結果的にその原因は不明。
そこで、「OutLook」メールソフトを使うことにした。
これが、いろいろ設定方法を変えてもうまくいかない。
 ・メールアドレス
 ・POPサーバー、ポート番号ほか、セキュリティチェック
 ・SMTPサーバー、ポート番号等
 ・メールパスワード
いろいろやってもだめだ。エラーとなる。

契約プロバイダである「ぷらら」のサポート窓口に電話で問い合わせた。
割とすぐに応答してくれて有り難かった。

状況を説明すると、
 「その到着しているメールが開けるかどうか、まずWebメールで確認しましょう」と言う事になった。
Webメールとは、ブラウザ(インターネットエクスプローラなど)で、
メールアドレスとパスワードを入力するだけで
メールサーバーに接続され、メールが見れるというイメージである。
このWebメールでは、表示されなかったメールの本文が見れるのである。
これで、メール自体には問題がなく、
メールソフトの問題だと分かった。

「OutLook」メールソフトを使いましょうという事になり、
サポート窓口の方の指示どおりに設定したら接続OK、送受信が可能になった。
件のメールも問題なく表示される。
メール内容は、数日後の、Zoomミーティング案内メールである。

メールの設定の過程で思った事には、
セキュリティ管理が厳格化されたようで、
その関連の設定データが、私が知っている昔の知識とかなり違っていた。
簡単に書くと、
 ・暗号化の方法、
 ・送受信サーバーのデータ及び、それぞれのポート番号
などのデータである。
例えば、POP、SMTPサーバーは、以前の「opal.mail.plala.or.jp」でもいいが、
「secure.plala.or.jp」の方がセキュリティ上、望ましい事など、、、、
ポート番号もしかりで、110や25などはもはや使われていない。
587あたりまでは知っていたのだが、、、
理屈はそれとなく分かるが、いやはやこの10年の間に、
完璧に浦島太郎になってしまっている。

朝9時におじゃまして、設定が終わったのは昼前。
長い時間がかかってご迷惑だったろうに、申し訳なかった。

それにしても、80才になられる先輩は、
もう引退されてもいいのでは?
と、怠け者の私は思うのだが、ロータリークラブも、
本業の一級建築士の仕事もいまだ現役で続けておられる。
すごい!
と思わずにはいられない。
なんともお手本のような人だ。


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