他人(ひと)は、他人とて、他人なりに(2002.5.12)
他人(ひと)は、他人とて、他人なりに。
我は、我とて、我なりに。
他人(ひと)のため、良かれと思い、西から東へかけずりまわり・・・
泉谷しげるの唄ではないが、何かことある毎に、他人(ひと)のためになればと、
随分いろんなことをやってきたように思う。
とは言っても、海外青年協力隊とか、XXボランティアとか、自治会の役員とか、
そんな大々的なことではない。
身近かに起こる些細な事象をとらえ、
こうしてあげたら、相手としてはうれしいだろうな。
私なら、こうしてもらえばありがたいと思えるようなことを、
他人(ひと)に対しても、随分とやってあげたと思っている。
ところが、それは自分勝手な思いあがりだったりする場合が多い。
そんなことを、最近思うようになった。
いわゆる、自分の頭の上のハエも追えないのに、
他人(ひと)のために・・・・などと・・・・・
勝手な思いこみ、いらぬお節介など
全く笑止千万ということである。
ひどい場合は、自分勝手な思い込みを、
他人(ひと)に対しても、押し付けたりしてはいなかったか。
そうなると、相手にとっては、迷惑というよりは、苦痛となりうるだろう。
やめろ。やめろ。
自分のことだけ、しっかりやっていればいい!
否、自分のことすら、ろくにできていないじゃあないか!
「他人(ひと)は、他人(ひと)!」である。
我は、我とて、我なりに。
他人(ひと)は、他人とて、他人なりに。