ああ、新発田城(2013.7.14)


 今、まさに夏の高校野球の地方予選が、熱く、暑く全国各地で行われている。
10年以上前になるが、新発田農業高等学校が、甲子園大会に新潟県代表として
何度か出場したので「新発田」を、“しばた”と読めるようになった。

先日、2泊3日で新潟県の北部に位置する北蒲原郡に所用で行ってきた。
近くに何も無い田舎だったが、そこから車で20分ほど走れば、
「新発田城跡」があるので、レンタカーで行ってみた。


【 日本100名城に数えられるだけあって、復元された三重櫓(天守)は、手前のお堀に映えて美しい 】



【 旧二の丸隅櫓。 表門を入り、左手の隅にある。
   写真の左側に小さく写っているのが、三重櫓(天守)である。】

表門の前に、安兵衛茶屋があり、銅像が立っている。
何と、赤穂浪士で有名な 堀部安兵衛は、ここ新発田の出身である。

熱いさなかではあったが、表門をくぐり城内へ入ってみた。
ボランティアの人だろうか、説明員らしき人が2、3人居て、
 入場料は無料で、『記名をお願いします・・・』と言われ、
記名帳に “熊本市” と書いたら、『へー、遠く熊本からですかぁ』と驚いていた。
そうか、ここは新潟なんだよなぁ・・・・

表門の左右にある、“旧二の丸隅櫓” と、 “辰巳櫓” には登ることができるが、
最もシンボリックな三重櫓(天守)には、近寄ることもできない。
何故なら、“旧二の丸隅櫓” のすぐ裏から、広大な城内の敷地が陸上自衛隊の駐屯地になっているからだ。
地図で見ると、城跡の敷地の95%くらいと私の目には映ったが、
城跡のほとんどが、自衛隊の駐屯地になっているのだ。


2泊3日滞在した場所から、少し歩くと日本海が一望できた。
美しかったのは、その日本海だけであった。


【 投げ釣りをしている人が数人いた。 海の向こうは、ウラジオストク、ナホトカの方角である。 】


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