“人生は旅である”としたら(2012.8.20)
人生が旅なら、その旅はいつ終わるのだろう。
歳を取るにつれ、日々の時間が速く過ぎ去っていくように思われる。
その“時間”について、ある心療内科医の方が書いておられた。
『子供の頃、一日一日がゆっくり過ぎていったように感じるのは、
体験するイベントの新鮮さによるのだ!』 と。
つまり、子供の頃ははじめて出会う人、はじめて体験することなど、
一日に行う未体験の出来事が多いので、長く感じられるらしい。
逆にいうと、歳を取るにつれ、
一日は決まった仕事や、ルーティンワークで過ぎて行くから、
「気がついたらもう一年の半分以上が過ぎてしまった」 などということになる。
【 どんどん、時は過ぎてゆく・・・・・・・ 】
うーむ。
なるほど。
何の変哲もない、何の感動もない、だらだらとした毎日を過ごしてはいないか。
拙者、あと10年しか生きられないとしよう。
60秒 × 60分 × 24時間 × 365日 × 10年 = 3億1,536万秒
しか生きられない。
日にちで言うと、たった 3,650日 しか生きられない。
ボーッとしてはいられない。
ボーッとして生きていたんでは、どんどん時間は速く過ぎて行くのだ。
さあ、老人よ立て!
新たな出会いと、新たな感動を求めて、新たな旅に出ようではないか!
そういう気持ちはあるのだが、ここ数日来のギックリ腰で、なかなかスクッと立てない。