今朝、所用があり自転車に乗り、
白川河川敷をゆったりとペダルをこいで走った。
心地よい春の日差しと、春風が頬をなでる。
世はまさにゴールデンウィーク、
みんな東へ西へ、海外へと、それぞれの想いを描き、
旅に出るんだろうな。
そんな事を考えていたら、高田 渡さんが歌っていた
“もしも” という歌を思い出した。
この歌は、シバさんの作詞・作曲で、当時、
“武蔵野たんぽぽ団” というグループで歌っていたような記憶がある。
♪ もしも 銭をいくらか持ってたら、自転車を買ってさ
この狭い部屋から、すぐにでも出て行けどな ♪
この歌、“銭をいくらか”という部分と、
“自転車”という部分の歌詞が以下のような組み合わせで、2番、3番へと歌が展開する。
��銭をいくらか、 自転車
��でかい札束、 オートバイ
��何億円、 飛行機
��何千億円、 ロケット
・・・・・
この歌の中に、以下の組み合わせの歌詞を入れてもらいたいと思う。
○何百万円、 お船（ボート）
そう！アッシは、何百万円か持ってたらボートを買って、
すぐにでも船旅に出るだろう。
ボートには、何千万円もするボートもあれば、
シーレイ社のホートなんか、何億円もする。
でも、アッシは小さい小さい、しかも中古のボートでいいんです。
（誰か、寄付して！せめて、２５フィートくらいのやつ！）
この “もしも” という歌を、私がギターを弾いて、
先輩の結婚式の披露宴で歌ったことがある。
『 それでは、新郎の後輩の方々が歌ってくれます・・・』
という司会者の紹介で歌った。
“ もしも 銭をいくらか持ってたら ” という歌詞を、
“ もしも ちょいと嫁さんもらったら ” という替え歌にして。
その当時、けっこう受けて、みんな手拍子してくれたり、
そして、最後６番の歌詞で、
♪ でもよう お金にゃ縁が無い あるのは借金ばかし・・・・ ♪
と歌った途端、
『 そうだ、そうだ！ 』と、合いの手が入ったり。
みんな貧しく、しかし思いやりがあり、愉快で、清らかな時代だった。
もう、３０年近く昔の話しである。
♪ でもよう お金にゃ縁が無い あるのは借金ばかし・・・・
その後に続く歌詞がまた現実的だ。
♪ ちょいと、“もしも”にしてさあ少しばかり 楽しい想いをしてるのさ ♪
アッシも、楽しい事を “もしも” にして思い描き、
架空の船旅に出ることにしよう。
【 こんな感じのボートで、船旅をして、行く先々の港に舫いで・・・ 】
YouTubeで、“もしも” を見つけた。
高田 渡、シバ、山本コータロー他、そうそうたるメンバーである。
http://www.youtube.com/watch?v=s0nrY9AZ44Q
（YouTubeのリンクは、このエッセイを記した時点のものですので、いつ無くなるかは不明です。
ﾘﾝｸが無くなりましたらご容赦ください）