黄色の絨毯(2009.12.6)
車を運転していると、ふと素晴らしい景色というか風景が目に飛び込んできて、
その時は車を停めてまでその風景を眺めるということはしないまでも、
いつの日にかまた、その地を訪れてみようと思うことがある。
今日の午前中、急に思い立って、あの大きなイチョウの木がある、
あの場所に行ってみようと、車を走らせた。
我が家から30分も運転すれば到着する場所だが、そのイチョウの木が、
どんな見事な黄色の服を着ているのか見たくて、ワクワクして出かけた。
あった、あった! 居たよ立派なイチョウ君が!
【 小さな神社の境内に、ポツンと一本立っているイチョウの木・・・・・宇土と、不知火の間にある 】
【 近付いてみると、枝の先端にはもう黄色の蝶々が停まってはいない 】
真っ黄色の蝶々が、木の枝いっぱいに、真っ盛りに停まっていた時期を逸してしまった。
何とも残念だったが、その代わりに黄色の深い絨毯の上を歩けただけでも、少しホッとした。
【 一本のイチョウの木でも、こんなに広い黄色の絨毯が敷けるのだ 】
また、来年も来よう。
イチョウ君が、最も美しい黄色の服を、目一杯着飾った時期に。