2時間の旅(2009.7.20)
毎朝の通勤経路は、自宅を出て白川沿いを40分ほど歩くと職場に着く。
今日は、祝日。
その白川沿いを上流に向かって、河川敷というか歩道を、
何処まで行けるのか、行けるところまで歩いてみようと思った。
犬の散歩を終えて、その後、私一人で朝10時に出発。
まず白川の河川敷へ出ると、下流にJR豊肥線の鉄橋を見る。
それから上流に向かって右側の川沿いを、どんどん歩いて行く。
以下、写真のとおりの順番で橋をくぐって行く。
【 新世安橋 】 最初にくぐる橋だ。 【
世安橋(車は通れない橋) 】 2番目にくぐる橋だ。
【 白川橋 】 3番目にくぐる橋。橋の左手は熊本駅である。 【 泰平橋 】 4番目にくぐる橋だ。
【 長六橋 】 5番目にくぐる橋で、国道3号線でもある。 【
代継橋 】 6番目にくぐる橋である。道幅の広い大きい橋だ。
【 新代継橋 】 7番目。高い煙突は、熊本医大付属病院だ。 【 銀座橋 】 8番目にくぐる橋である。
【 安己橋 】 9番目の橋。 【
大甲橋 】 10番目の橋。
安己橋の近くに、小さなお地蔵さんの群れがあった。
水子地蔵もあるようだった。
ポケットに入っていた小銭をお賽銭にして手を合わせた。
【 川沿いの大きな楠のそばに、ひっそりとお地蔵さんが 】
よく交通事故で亡くなった現場に添えられているような、
そんな感じで、花束とお茶碗と線香たてが、橋の下の薄暗いところに置いてあった。
きっとどなたかが、不幸な亡くなり方をしたのだろうと思い、手を合わせ賽銭を置いた。
10番目の橋である大甲橋をくぐったところで、柵がしてあり
これ以上、白川沿いを歩いて行けなくなった。
その柵の近くに、何かしらの発掘現場があった。
【 古い住居跡の発掘か? 失礼ながら、アッシは何の興味も湧かない 】
もはやこれまでとばかりに時計を見たら、ちょうど1時間かかってここまで来た。
さあ、引き返すか。
帰りも1時間の歩き。
往復2時間の旅であった。
ただ当てもなくダラダラと歩いただけであったが、
くぐった10個の橋のうち、いくつかの橋の下には人が住んでいた。
寝転んで本をよんでいたり、なにやらお湯を沸かして食事の準備をしていたり・・・
【 代継橋のそばに建つホテル。 屋上に”リバーサイド ホテル”の文字が 】
♪ ホテルは、リバーサーイ 川沿いリバーサーイ・・・・ ♪
・・・・と、口ずさみながら、私は来た道を帰っていった。
肥満防止の単なるウォーキングというか、
何ということはない、2時間の旅であった。
そして我が家へ帰って、大方の旅行から帰ったときと同じ言葉を言うのである。
「 あ〜あ! 我が家がいちばん!!」