坂の街、長崎(2008.12.23)


 師走も中旬となってしまった。
年内に、墓参りに行きたいと女房が言うので、先日長崎まで行ってきた。
家に愛犬ジャックを置いたまま行くので、なるべく早く行って早く帰宅しようと、
朝7時半の高速フェリー:オーシャンアロー号に乗り、長崎へ!

朝10時過ぎには長崎に着いた。
墓の上り口にあるお店で、花、芝、線香を買い墓へ。

墓は、バス道路から階段を百段ほど上った山の中腹にある。


【 登り坂の途中にあった、装置 】

長崎は坂の街である。
上の写真は、建築中の家の瓦や建材の砂、ジャリなどを運ぶ
運搬車であろうか。
戦車のようにキャタピラがついていて、階段を上っていく機械だろう。
昔は、馬の背中に乗せて運搬していたもんだが・・・時代は変わった。



【 長崎の坂は、急峻である。 】

左手の上のほうに、女房方の墓がある。
上りきると、ふうーっとため息が出る。
それほど急峻な坂である。


【 墓掃除、献花、線香をあげ、長崎港方面を見る 】


【 墓参後の、下り階段 】

長崎は坂の街でありながら、雨の街でもある。
今日のこの日も、「長崎は今日も雨だった」。

長崎地方に大雨、洪水警報が発令されていたが、
私達が墓参りする直前に、うそのように雨はあがった。
善人善行のおかげだろう。

いつもなら、この墓参の後、長崎市内で昼食に
チャンポンを食べるのいが普通であるが、
時計を見るとまだ11時前である。

昼まで待つわけにもいかず、諫早の実家へ向かい、
そこで、チャンポンの出前をご馳走になった。

帰路、島原半島の国道沿いにある「清水」というお店で、
天ぷら、蒲鉾、竹輪、自家製ソーセ−ジなどをたくさん買った。
その店で私は、シジミの佃煮があるのを見つけた。
すぐさまそれを、レジに並んでいた女房の持つ買い物カゴへ放り込んだ。


【 買ってきた、シジミの佃煮 】

このシジミであるが、実は肝機能の増進にとてもいい健康食品なのをご存知だろうか。
これを食すると、疲れ気味の身体がシャキッとなるから不思議である。
思い込みの、欲目による気のせいかもしれないが、
とにかくこのシジミは、肝臓に良いのは間違いない。

墓参りの長崎への日帰り旅行であったが、
このシジミの佃煮が、これから忘年会が続く、師走の身体の健康を守ってくれる。

坂の街、長崎への日帰りの墓参りは、健康への旅でもあった。


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