南紀白浜(2003.5.25)


昭和57年から60年までの3年間、仕事の都合で、私は三重県鈴鹿市に住んでいた。
その頃、週末はよく家族でドライブに行った。
県庁所在地の津、松坂牛の松坂、伊勢神宮、二見浦、水族館やブラジル丸(今はないらしい)の鳥羽、
このあたりまでが、家族ドライブの最南端であった。

つまり、鈴鹿市からドライブに行こうにも、伊勢志摩あたりまでが限界で、
それ以遠になると、日帰りが難しかった。
地図を見ると、紀伊半島はズーッと、ズーッとまだ南に伸びている。
そのうち、南紀白浜まで行ってみたいと思っていた。

南紀白浜・・・・なんと響きのいい地名か。
紀州の南端、しらはまのお湯・・・・そんなイメージである。


【南紀白浜(白良浜)・・・・素敵な知人のホームページから借用】

鈴鹿市に住んだ3年間に、一度だけひとりで尾鷲のほうまでドライブした。
土日を利用してのドライブであったが、遠い遠い・・・

南紀白浜までなんとかして行こうと思っていたのだが、
結局、那智勝浦あたりで引き返さざるを得なかった。
しかし、紀伊長島、三木里の海の美しさ、
熊野川沿いの山の美しさ・・・・・
その頃は、まだ30歳前後であった。

今からでも、旅に出たい。その頃を思い出し・・・・
南紀白浜を目指して・・・・・・

アパートの風呂に、「白浜」と書いてある、入浴剤を溶かして入れた。
風呂の中で、唸ってみた。
♪ こ〜こは、紀州の〜 しらはまのお湯〜 ♪ と


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