リビング配達の相棒(2023.4.28)

 もう10年ほど前になるだろうか、
長女が使わないというので、それまで使っていた自転車をもらった。
その自転車(といってもママチャリだが)で、時々
運動不足解消にと、家の近くをサイクリングするのに使ったり、
車で行くほどではない近場の、ショッピングセンターなどに乗っていったりしていた。

2年ほど前、リビング新聞の配達のバイトをしだして以来、
この自転車が、大事な大事な「相棒」となった。


【 むかし、白川河口までサイクリングした時の写真 】

この自転車を、勝手に「流星号」とか名づけてなかったっけ。

やがて、この自転車をリビング新聞の配達に使用するようになってからは、
荷台の後ろに水色のカゴを取り付け、そして
大事に大事に使っている。
なにせ「相棒」になった訳だから。


【 相棒の自転車 】


先日、配達に出ようとして、ふと、その自転車のタイヤを見た。
な、な、なんと、後輪のタイヤに少し亀裂があるではないか!


【 左の写真の赤〇印に、亀裂が、、、、    右の写真が修復した後である。】

左の写真にボンドがくっついているのは、
亀裂を発見した当日に、応急的にふせ(ふさぎ)をした跡である。
応急的な措置ではいけない! とばかり、正式にふせ(ふさぎ)をしたのが右の写真である。

タイヤに残っていたボンドをヤスリで綺麗におとし、
ふせをするゴムは、釣り用ゴムボートの補修用のゴムで、
着物で言えば端切れである。
こちらもヤスリで表面をきれいにした。

今回、ゴムのりではなく「ボンドG17」を接着用に使ったが、
補修をする両面にボンドを塗り、、、
「5分〜10分時間を置いて両者を接着しなさい、、云々」注意書きにあったので
そのとおり実行した。
昔、街の自転車屋さんが、パンク修理をしていた時も少し時間をおいて
接着していたよなあぁ、、、
そして接着面を金づちでトントンとたたいていたよなぁ、、、
そんな事を懐かしく思い出した。

チューブのパンク修理と違って、今回のタイヤ修理は
完璧な修理とは言えないだろうが、亀裂が見えなくなっただけでもヨシとしよう。

このタイヤだが、ネットショッピングでは、2,000円程度で新品が
購入もできたのだが、なにせ後輪なので、前輪と違って、交換しにくい。
やろうと思えば、時間さえかければやれない事はないが、
年を取ってくると、 “めんどくさいー!” とあきらめが速いのだ。

かくして、今回もまた全て家にあるもので対処したので、
直接的な費用は0円であった。
後輪で、このように補修した箇所が4箇所もあり、
そろそろタイヤも寿命なのかもしれない。
相棒には、もう少し頑張ってもらわないといけないので、
丁寧に、丁寧に補修した。


それと、この4月から
自転車の運転時にも、ヘルメット着用が義務付けられた。
そんな事もあり、3月にセカンドハウスで、ヘルメットを購入した。
300円だった。(やすーっ!)


【 300円のヘルメット】

銀色の反射テープを巻いているが、
その下には赤色の線があったんだよね。
通学用のヘルメットだったのかな?

それにしても、この老人の細い首に
さほど重くはないが、このヘルメットが
のしかかってくると思うと、気が重くなる。
今はまだ被ってはいないが、
そろそろ被らんといかんやろうなあ、、、、。

妻にとっての「相棒」は、
このおいぼれじじいだろうから、
大事に至る前に、、、、
ってか!


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