感謝年度末プレゼント(2022.4.7)

 “リビング新聞の配達(週に1回)”というアルバイトを始めてから、まだ1年は経っていない。
毎週、月曜日に業務連絡の電話があり
 “今週配る新聞は何ページで、折り込みチラシが何枚で、、、注意事項が、、、” という情報がくる。
火曜日の午前中に新聞とチラシが、自宅の玄関に配送されてくるので、折り込み作業に追われる。
水曜日の午前中に配達する。
毎週そんな流れのくり返しである。

火曜日に配送される新聞とチラシに混じって月に1回、「リビポス通信」という1枚のニュース紙も配送される。
先日のそのニュース紙に、
 “・・・・配達員の皆様に日頃の感謝を込めて、「感謝 年度末の豪華プレゼント」・・・云々”
という記事が載ってたので、応募してみた。
電話、ハガキ、FAX、メールで応募可とあり、メールで送っといた。

ダメ元で応募しておいたのだが、
今朝、電話がかかってきて
 『おめでとうございます。見事に当選されました・・・云々』との女性事務員の声。

プレゼントの品が何だったのかも思い出せないまま。
「えーっ!うれしーい!ありがとうございまーす!」と、
少しオーバーに、ギャルのようなテンションでお答えした。

プレゼント賞品は、
“釜石中村屋の海鮮漬3種詰め合わせ” であった。


【 海鮮漬3種詰め合わせのイメージ 】

イクラを中心に、アワビ、数の子、ホタテ、めかぶ、ウニ、フカヒレなどの漬物である。
6,000円相当とあるので、それなりにおいしいものだと思う。
数日後に宅急便で届くという。
ありがたい事だ、酒の肴にぴったりだろうなと思うと楽しみである。

これまでに、このようなクイズやプレゼントなどに何度か応募した経験はあるが、
当選したためしがなく、今回の当選が初めてであり喜びもひとしおである。
コロナ禍や、戦争、、、暗い出来事ばかりのこの世の中、
少しだけ幸せな気分になれた。

自宅から割と近い受け持ちエリアで、360部の新聞を配っているが、
毎回、午前9時頃から配り始めお昼頃には配り終える。
受け持ちエリアの一角に、かわいい子供たちが通うS保育園があり、
その前を自転車で通ると、
あの懐かしい “学校給食” の香りがプーーンと漂ってくるのだ。
シチューの匂いにも似た、また焼き立てのパンの匂いも混じったような、
何と言うか子供の頃に鼻をくすぐった、いわゆる学校給食そのものの匂い。
昼前で空腹のせいもあり、小学低学年に戻ったような錯覚を覚える。
実に幸せを感じる瞬間である。

♪・・・配達帰りの自転車を、止めて聴いてぇーる国訛り・・・♪
ではないが、しばし自転車を止めて匂いを嗅いでいる、学校給食の香りである。
ほんと、幸せな気分にひたれる。


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