Ustream配信(2012.11.21)
先日、あるイベントを、Ustream配信するという仕事のお手伝いをした。
約3時間のイベントで、内容としては著名人の講演ほか、
パネルディスカッションなどで、会場には収容いっぱいの約200人の聴衆が居た。
会場横の、楽屋みたいな所にNTTの光回線を引っ張って、
Ustreamに必要な機材を持ち込み、インターネット配信するというものだ。
【舞台裏の、Ustream配信機材の一部 】
写真では煩雑で分かりにくいので、マンガにすると・・・・
【 Ustream配信の、機器類の接続図 】
上の図を見ると複雑なようだが、理屈はいたって簡単で、
カメラの映像とマイクの音声を、パソコンを通じてインターネットに流すのである。
「モニター用PC」は、Ustreamサーバーの映像を見る、
いわゆる、全世界からアクセスするパソコンを擬似しており、
配信用PCの画像より、数秒遅れの画像となる。
上の写真で、机の下に転っているのはレコーダーであり
キャプチャー装置に接続して、録画するための物である。
イベントの数日前に、NTTにお願いして “フレッツ光” なる回線を設置し、
事前にインターネット接続を確認、
さらにイベント当日は、午前中から機材の持ち込み、機器の配線接続、
総合的な接続試験・・・・・・・
ビデオカメラと、音声関係はアッシらの担当ではなかったが、
その他の機材の準備・持ち込み、プロバイダアカウント等含め、総合的な接続試験は
アッシらの受持ちである。
これだけ稼動をかけ、綿密なリハ・準備等をして
いざ全世界へ向け、Ustream配信を開始した!
光回線速度は速く、映像も鮮明で、
何のトラブルもなく、約3時間のライブ配信及び、録画も終了した。
ところが終わってみて、このライブへの全世界からのアクセス数が、
“70” であったとの事だ。
裏方のお手伝いをしただけの私ではありましたが、
もう少し多くの人がアクセスしてくれてもよかったんじゃあないかと思う。
事務局というか、主催者のPR不足だったのか、
まだまだ、Ustream なるものが世に知られていないのか。
イベントの数日前から気にはなっていたのだが、
そのイベントのホームページに、
“ 当日は、Ustream配信を実施いたします ” 等々の記載すら無かったのでは?
終わってしまえば、どうでもいい事ではありましょうが・・・・・・・