EOM(2010.11.25)


 仕事がら、会社内に電子メールを頻繁に出す。
報告物であったり、周知物であったり、依頼物であったり。
とにかく相手が読みやすいようにと、
これでも自分なりに気を使いながら、毎日のメールを発出している。

その最たるものは、
@簡潔に、ポイントを絞って
A結論を先に書く
Bなるべく文字数を少なくする。
C詳細については、別ファイルを参照してもらう。
まあ、そんな事に気を付けている。

私の場合、発出するメールの98%は社内向けである。
当然、社内の他担当からも、私宛てにメールが来る。

○○○担当の、何の何がしでございます。
いつもお世話になっております。
ところで、・・・・・・・・の件につきまして・・・・


などというメールが来るとがっかりしてしまう。
お客様に出すメールならともかく、社内の者に出すメールに、
いつもお世話になっております。” も何もないだろう。

ズバリ、
前略
何の何がしです。
□□の案件について、こうこうしてください。
以上

で済むのである。

常にそんな事を考えて仕事をしているが、
最近、ビジネス専門記事にメールについて、同じような事が書いてあるのを見た。
それによると・・・・・・
@メールでは要点を簡潔に。
A可能であれば、メールの件名だけで用件を済ます。
Bよっぽどのことがない限り、メールは5行以内に抑える。
常日頃、私が考えている内容とほぼ同じなので安心した。

1通のメールに、3パラグラフ以上の文章があるとメールを読む気がしない……という人もいるとか。
逆に簡潔で単刀直入に、言いたいことを伝えるメールの例も。
例えば社長が、全社員に対し、以下のようなメールを出したとしよう。



『 みなさん、本日のイベントはたいへんお疲れさまでした。ありがとう! 以上 』
メールの件名だけで、済ましてしまう。
 最後の “EOM(End of message)” <以上>でもって、
このメールで言いたいことは以上である。
このメールに返信は要らない。
このメールの本文を開く必要もない。という意味があるとのこと。
うーむ、なるほどね。

簡潔でいいよね。これを見た社員も、
「ああ、社長はちゃんと我々の本日の努力をわかってくれているんだ!」 と、嬉しくなるよね。

さらにポイントとして、
「メールは5行以内に抑える」 とか、
「どうしても長くなるようなら、要約を付ける」 とかいうのもある。


要するに、メールを読む人の立場になって考えろ!
という事なのだ。


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