嗚呼、WBC(2009.3.17)


 これまでに、仕事上で大きな失敗をしでかした時、
上司からこう言って叱られる。
  『 バカモン! 二度と同じ失敗はするなよ!』

「 はい。分りました。申し訳ございません。」
とは返答するものの、私は凡人なのでまた同じ失敗をしてしまう。
ひどい時など、3度以上同じ間違いをしたりする。

現在、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開催中で盛り上がっている。
ニッポン、ガンバレ! と応援したい。

以下、2次ラウンドのトーナメント表である。



上のトーナメント表は、「キューバ」、「日本」、「韓国」、「メキシコ」の4カ国で、
1位を決める組み合わせであり、下の組み合わせは敗者復活戦である。

つまり、2回負ければおしまいであるが、1回しか負けなければ次のステージへ行けるのだ。
社会人野球の地方大会などもこの方式だ。
実にいい仕組みだと思う。

さらに飛躍して、全国高校野球選手権つまり、甲子園大会も、
この方式がとれないものだろうか。
3年間、雨の日も、雪の日も、炎天下の夏の日も、
1日も休まず練習、努力してきた高校球児たちである。
たった1度の敗戦で甲子園を去る悔しさは、無念であるに違いない。

17、8歳の子供である。
初めての甲子園で、ガチガチになる場合もあろう。
真夏でもあり、不幸にして食あたりなど体調を崩す場合もあろう。
そうそう、ファールグラウンドの盛り上がった土に足をとられ、
ファウルフライを取り損ねて、試合終了のはずが結果的には、
逆転負けしたようなアクシデントも過去実際にあった。

まあ、いろいろなケースが想定され、日頃の練習の成果を
十分発揮できない場合があるだろう。
よって、WBCのように敗者復活戦を高校野球にも取り入れるのだ。
敗者復活戦は、甲子園の近所の野球場でやればどうだろう。
いろんな意味で経済的効果も期待できるだろうし・・・・・・

敗者復活戦に敗れたチームは、
高校球児たちにすれば、2度負けたんじゃあしょうがないなと、
きっぱりと諦めもつくのではないだろうか。

仕事という戦いで、何度でも負け越している私はそう思う。
さあ、WBC、明日は3度目の韓国戦だ。
ガンバレ、ニッポン!
ガンバレ、イチロー!


 へ     へ     仕事メニューへ        エッセイメニュー        ホームに戻る。