子供に何時見られても恥ずかしくない生き方(2000.8.20)


私は佐高信(さたかまこと)という評論家が好きだ。
その佐高信の著書、『「男の美学」ビジネスマンの生き方20選』という本の中、
「ある日航マンの生き方」の章に次のようなことが書いてあった。

「・・・・私は、生殖行為以外は、子供に何時見られても恥ずかしくない
生き方をしたいと思っているんです。・・・・・・」

さらに、その章は続く
「人間を大雑把に分けると、頭の良い人間と悪い人間、
人の良い人間と悪い人間の組み合わせで、四種類とりだすことができます。
最高は頭が良くて人の良い人間、最低は頭が悪くて人が悪い人間。

トップとお尻の判断は、皆さん一致するでしょう。
企業の性格は、二番目にどちらの性格の人間を持ってくるかで決まると思うんです。
頭が良くてても人の悪い人間を二番目持ってくるか、
頭が多少悪くても人間性の豊かな人間を持ってくるかによって、
企業は変わってきます。」

誠実さゆえ、企業の陰湿な左遷などで翻弄され
半生を経てきたひとりの人間の言葉・・・・・・重いと思う。

そのような人は、光り輝いている。


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