廃棄物処理(2004.6.13)


あるレストランにチラシが置いてあり、そのチラシに「水に流せない話」という見出しで、
以下のようなことが書いてあった。

レストランから出る大量の厨房排水は、河川汚染の原因ともなり、そのまま下水に流せない。
以下の「グリーストラップ」のようなフィルタ装置の設置が、法律で決められている。


問題は、油脂や汚泥の処理である。
最近までは、産廃処理業者に依頼し、バキューム回収⇒海洋投棄となっていたそうだが、
海洋汚染の問題で、現在は焼却か埋め立てで処理するが、これらもダイオキシンや、
水質汚染で、限界だそうで、最終処分工場はもうすぐパンクするそうだ。

最も大切な事は、生ごみを出さないこと・・・・・・食いもしないものを注文するな!
・・・・そんな単純な解決策には無理がある。

そこで、協力な助っ人は、「バイオ」の力である。
バクテリアに全て無害な物質に分解してもらうことである。

いやー、産業廃棄物の問題は、重大問題である。
その解決策を探り、開発を重ね実用化まで持っていく仕事は、表立っては報われないけども、
大きく言うと、人類を救う仕事でもある。

当たり前の日々の暮らしが、当たり前に営まれていく裏には、いろいろな技術、しくみが必要だ。
そのような、目立たないけども、確実に世の中に貢献しているという仕事を、私はしたい。

少しでも世の中のお役に立つ仕事を、今、私は、しているだろうか。

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