金峰山(2019.10.16)
3日後は、定例の「第7回フォークソング等を楽しく歌う会」の日である。
その準備でいろんな作業があり、その忙しさにかまけて、
毎夕の「ウォーキング」すらサボりぎみである。
今朝、“歌う会”の出演メンバーに、開催に必要な情報をメールとLINEで連絡し終わったので、
ふと思い立って、運動不足解消のため、金峰山に登ろう!
と、午前中に家を出た。
途中、ホットモットで “のり弁”(300円)を買う。“
自宅から、金峰山の中腹にある “さるすべり” 登山口まではマイカーで行く。
【 山頂にあった看板 】
この看板でいくと、さるすべりから頂上までは、246mの標高差しかない。
その246mを今日、登ったわけだ。
金峰山の標高って、662mくらいのものだっけ? と、
そんなに高くないのだなぁ、、、とあらためて思った。
【 頂上から、有明海をのぞむ。 】
頂上に登ると、10人前後の人たちしか居なかった。
平日なので、こんなに人が少ないのだろう。
頂上からは、熊本市内の街並と海とが見えるが、
私は何と言っても、海の見える方が好きなので、
上の写真の絶景を見ながら、ゆっくりと途中で買ってきた “のり弁” を頂いた。
さわやかな秋風が、そよそよと頬をなでていく中での、しかも
約40分の登山で、うっすらと汗をかいた後のお弁当の味は格別である。
持ち前のせわしさで、弁当を食ってすぐ下山した。
あれもせないかん、これもせないかん、、、と、
まだまだ、「歌う会」や、他のコンサートの準備作業が残っているのを思い出すからである。
下山は、さすがに さるすべり を下りるわけにはいかない。
傾斜角45度以上あるところがほとんどであり、
年齢的にも、足をすべらせた場合の事を考えると、
普通の登山道を下山する事になる。
それでも傾斜がきつく、踏み出す一歩一歩に、全体重がかかる。
下山し終わる頃には、少し足が笑ってしまった。
前回登ったのは、何年前の事だろうか、
今回、ああ、やっぱり足腰も弱くなってきたなぁ、、、、
と少し寂しく思った。
秦の始皇帝ではないが、不老不死の薬がほしい!
でも久し振りに、すがすがしい疲労感は感じられたので、
突然の思いつきで登ったのだが、来てよかったなと思った。
あと何回、この金峰山に登れるだろうか。