健在なり、三八のチャンポン (2010.12.12)


 この週末、墓参りも兼ねて家内と二人で長崎に帰省した。
土曜日の朝早く出発し、午前中に長崎へ着き、墓参りその他の所用を済ませ、
せっかく長崎に来たのだから、昼飯はチャンポンか皿うどんを食べるということになる。

昼時、家内と相談し今回は久し振りに三八ラーメン店のチャンポンを食おう! と決まった。


【 “三八(さんぱち)ラーメン店” 。 これは、夜撮った写真だ。 】

そんなに広いお店ではないが、2階もあって、
土曜日の昼過ぎにもかかわらず二人すぐ座れた。
何故 三八(さんぱち)かって?
今は冬、あのおいしい小さな地ガキが使われる季節なのだ。
何度か書いたが、このお店のチャンポンには、
小指の頭ほどの小さな地ガキが、チャンポンの具材に入っているのだ。


【 これが私の好きな三八のチャンポン 】

見えるだろうか、丼の真ん中よりちょっ下あたりに、
小さな地ガキが顔を出しているのが。
これが大小、10個くらい入っているんだよね。
養殖牡蠣と違い、実に味が濃い、潮の香りがするんだよね。
当然スープにもそのエキスが染み出ているので、一滴も残さず飲み干す。

今回は久し振りだったので、「まだ地ガキは入っとっとやろかね?」
と、家内とヒソヒソ話し少し心配しながら 『チャンポン2杯ちょうだい!』と注文したのだった。
夏場になるとさすがに、この地ガキが剥き身のアサリ貝に代わったりするのである。

食べ終わって、「今日は牡蠣のいっぱい入っとったねぇー!」 と言いながら店を出た。
実においしかった。
ただ残念なのは、隣りの3人連れの男の客がタバコを吸出したので、
その匂いがせっかくのチャンポンの味を、少し壊してしまったことだ。
せめて、12:00〜13:00は禁煙にしてもらいたい。

それと、チャンポンの麺だが、長崎っ子なら誰でも知っている、
あの黄色くて丸いチャンポン玉にしてもらったらさらに美味しかったのではと思う。
今回の麺は、ラーメンの麺を少し太くした麺であった。


さてさて翌日の日曜日、熊本へ帰る道すがら島原半島沿いの道を
フェリー乗り場まで車で走るのだが、何件か “焼きカキ”とか、
“殻つき牡蠣”とかの看板を出している店がある。
お土産に牡蠣を買って帰ろうと、ある店に立ち寄った。


【 なるべく小ぶりの、殻つき牡蠣を買った 】

家へ着き、夕食は牡蠣焼きである。


【 家族4人で、ワイワイ言いながら牡蠣をコンロで焼いて食った 】

実に牡蠣好きなもんだ!
上の写真のような牡蠣が、50個くらい入っていて1,900円でした。
とても全部食えないと思っていたら、案外ペロリと平らげてしまった。
牡蠣って美味しいよね。


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