遍羅(べら) (2009.3.21)
長崎へ墓参りに行って来た。
墓の掃除が終わり、昼食時になったので、
義母のおごりで日本料理店へ入った。
大浦天主堂から、さほど離れていない所にあるお店だ。
お店の名は、門喜和という割烹である。
【 大型いけす割烹、門喜和。 店内は広い。 】
「コ」の字になったカウンターの中にいけすがあり、板前さんが
さばく姿も見える。
【 本日は、墓参りに行った全員、昼定食を頂いた。 】
【 板前さんがさばく板場の上に、単品の魚介類のメニュー板が 】
そのメニュー板を見て、アッシは驚いた。
【 一番右のメニュー板(ぼやけているが)を見て、驚いた 】
な、な、なんと、「遍羅(べら)」と書いてあるではないか。
うちのオヤジが言っていたが、
昔の漁村があった柿泊あたりでは、べらもよく食べるらしい。
熊本でアッシらが釣りに行っても、べらが釣れたら、
「 誰か持って帰る人? 」と声をかけるが、 『 シーン 』である。
すぐさまリリースである。
正直、「べら」のメニューを見て驚いた。
食事も済み、店を出るとき思い切って仲居さんに聞いてみた。
『 あそこのメニューに、「べら」と書いてありますが、どんな料理をしてお出しするのですか?
』 と。
仲居さんいわく、
「 お刺身とか、味噌汁とか・・・ 」とのことだった。
以前、アッシもべらを刺身にして食ってみたが、
これがなかなか旨かったという思い出がある。
しかし、味噌汁にも入れて食ってみたが、やや海草臭い匂いがしたのを覚えている。
それにしても、べらを食わせるとは、
このお店にはすごい板前さんが居て、きっと名店なのだ。
次回は、是非べらの料理を食べてみたいと思った。
なにしろ、初めて 「べら」というメニューを見たものだから。
アッシは驚いたのだ。