六兵衛茶屋のうどん (2008.10.10)


 長崎県は、小浜から雲仙へ登る国道57号線沿いにある六兵衛茶屋は有名なので、
ご存知の方は多いと思う。
ちょうど、小浜と雲仙の中間点くらいだろうか、いかにも茶屋という感じの古民家づくりのお店だ。


【 六兵衛茶屋。 千々石にも支店がある 】

もう、20年以上も前だと記憶するが、
ここのごぼう天うどんを食った時、世の中に、こんなにも旨いうどんがあったのかと驚いたものだ。
「六兵衛うどん」というのが名物で、さつまいもを輪切りにして干したコッパを、
粉にして水で練った麺で、一見黒っぽい。
実は、アッシはこの黒っぽい麺よりも、普通の白いうどんの方が好きである。
かけうどん、もしくはごぼう天うどんなんかがお勧めである。
そうは言っても、黒っぽい六兵衛うどんは名物なので、
是非、2人以上で行って両方注文して食べ比べてみるのもいいでしょう。

さらに、せいろ弁当というのがあって、おにぎり、卵焼き、漬物、全てがびっくりするくらいおいしい。


【 左が六兵衛うどんで、右がせいろ弁当 】

さてさて、今回は六兵衛茶屋の宣伝ではない。
生まれて初めて、この六兵衛茶屋のごぼう天うどんを食った時、
いったいどのようにして造ったら、こんなおいしいツユができあがるのか と思ったものだ。
それほどここのツユは、独特のダシがきいて非常にうまい。
女房も、一滴残らず飲み干してしまうくらいだ。

最近、「美味しんぼ」という料理を主題とした漫画本を見ていたら、
この六兵衛茶屋のことが書いてある箇所を見つけた。
多分、著者、スタッフの方が、実際に六兵衛茶屋まで行って取材をされたのだろう。

その世界一美味しい、六兵衛茶屋のうどんツユとは、
「シイタケ、昆布、鯖節、醤油、砂糖で作る」とある。
なるほど、そうか! 私が想像していたとおりである。(ウソ)

こんど是非、機会があったら 「シイタケ、昆布、鯖節、醤油、砂糖」を材料に、
どれだけ本場、六兵衛茶屋のツユに迫れるか挑戦してみようと思っている。


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