ひつまぶし (2008.8.28)


 ”ひつまぶし”とは、うなぎ料理だろうというのは漠然と知っていた。
長男が、本人の誕生日に、このひつまぶしを食べたいというので、
家族4人で、食べに行った。


【 座敷から、外の看板を写す 】

うなぎ専門店である。
” かわ専風 ひつまぶし ”という看板がかかっている。
この ”かわ専風”とは何なのか今だに分からない。
お店の名前が、”かわ専”だったのか??

さて、ひつまぶしを4人分注文した。


【 注文した ”ひつまぶし” 】

右上から時計回りに、
・うな重(驚いたことに、うなぎが2段になっていた)
・ねぎ
・海苔(細かく切ってある)
・山葵(小皿しか映っていない)
・どんぶり(空)
・漬物(大根、胡瓜、奈良漬け)
・焼なす(皮なし)

”ひつまぶしの食べ方” というのが置いてあり、仲居さんも説明してくれた。
どんぶりにシャモジでついで食えという事らしい。

要約すると、
・一杯目
 そのまま食え
・2杯目
 薬味をかけて食え
・3杯目
 だし汁をかけてお茶漬けみたいに食え


何で?
ただの うな重だろう?
どんぶりをどかして、私はうな重を食いだした。

「説明書のとおり、食べなさいよ!お父さん!」と、家族が言う。
余計なお世話である。

しかし、「国産の厳選されたうなぎを使っています」というだけあって、
こんなに旨い”うなぎ”は、久し振りに食った。
タレもお好みでどうぞと、余分にあるし、
だし汁を飲んでみたが、かつおだしのとても旨いだし汁であった。熱かったけど。

それと、うなぎには山葵がよく合うということが分かった。
要するに、うな重を、上記の3通りの食べ方で、おいしくいただきましょうというのが、”ひつまぶし”か。
”ひつまぶし”は、名古屋にある高級(うなぎ)料亭 「あつた蓬莱軒」の、登録商標らしい。

私らが熊本で食べたこの”ひつまぶし”、一人前、2,900円弱であった。
こんな高級な夕食を食ったのは、何年ぶりだろう。
しかし、実においしゅうございました。満腹になりました。


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