天晴 天麩羅 (2007.6.2)


 土曜日の今日は、海へも行かずに家にいる。
ブランチと称して、朝食兼昼食を食べに行こうや!と、ばかり、
私と、女房と、娘の3人で、熊本市産業文化会館の地下街にある天麩羅屋さんに行った。

店の名前は、「天晴」。
あっぱれ!と読むのだろうか。
そうだとしたら、「天晴れ」と、「れ」の送り仮名が必要か?などと、つまらない事を考えながら、お店の暖簾をくぐった。
時は、土曜日の午前11時10分。
「よかですかあぁ・・・未だですかあぁ・・・・」と私。
『はーーい、どうぞー・・・』と、奥の調理場からご主人の顔もちらっと見えた。

私は、忙しくなる12時の昼食時より、少し早く行くか、あるいは少し遅らせていくかが好きである。
混雑は閉口である。
この天麩羅専門店の「天晴」は、私の職場から歩いても数分である。
今日は土曜日、店内はすいている。

3人とも、セットメニューを注文した。
いわゆる、天麩羅定食である。
さらに今回は、季節柄、「たらの芽」も追加注文してみた。


【 たらの芽の天麩羅 】

一番最後に出てきた、たらの芽。
うこぎ科の落葉低木である、たらのき。
とげがいっぱいあるこの木の芽を、最初に食べた人はすごい。
たらの芽の天麩羅が好きだという人は、多い。ほとんどが酒飲みの人である。

お店のメニューを見ながら思った。
これからの季節、天麩羅で生ビールというのが最高なんだよなあ・・・・と。

本日のセットメニュー。
 ・車えび
 ・烏賊
 ・鳥のささ身
 ・サヤインゲン
 ・かぼちゃ
 ・レンコン
 ・白身魚(鯛)
・味噌汁
・ご飯
・お好み突き出しの、ハリハリ漬け、烏賊の塩辛
最後に、今回単品追加注文の、たらの芽


【 揚げたての天麩羅が、次々と皿に載せられていきます 】
(この写真は、「天晴」での写真ではありませんが、こんな感じです)

それはそれは、おいしゅうございました。
ご飯は軽く一膳でしたが、それでも満腹になりました。
これで(たらの芽まで入れて)、一人前1,000円でお釣りがくるんですよ。
まさに、天晴れ!と、言いたい天麩羅専門店でございます。
お店の入口には、カウンターがあり、奥にも小上がりの座敷があります。

皆様も是非、一度ご賞味ください。
ここの、うどんセットもいけます。間違いなく!

(追記)
この素晴らしいお店が、産業文化会館などの再開発のためだろうか
早々と無くなってしまった。 実に残念である。(H21.1.16記す)


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