夜の９時半である。
携帯のベルが鳴った。
長崎に住む、先輩のTさんからの電話である。
宴会の席からだろうか、電話のそばでワイワイ言っているのが聞こえる。
拙のエッセイ、「料理、食べ物：４０．稲栄（いなえい）」に記してある、割烹「稲栄」からかけているらしい。
「おい！わいか。あのな、わいのホームページの打ち出しば持って、稲栄に来とんなる人のおっとぞ！嬉しかやっか！なあ！おい！」
『ふえーー！そらあ、嬉しかねえ、めずらしかねえ！ 長崎市内の人ね？』と、私。
「うんにゃあ、東京の人ってぞ！」
『へええー！東京からねえ。すばらしかねえ！』
「ちょっとまてな、代わるけんな。」
ってな調子で、稲栄にお越しの、その東京の方とは、電話越しに挨拶だけさせて頂いた。
そのあと、稲栄のおかみさんとも、久し振りに電話で少しお話しした。
先日、私の職場の後輩が一人で長崎へ旅行するというので、
稲栄に行ってみな！と勧めておいたが、その後輩がお店に来てくれたことなど・・・おかみさんとお話した。
おかみさんは、相変わらず元気なご様子で安心した。
あまりにも席が賑わっていたので、長電話は迷惑だろうと、電話は切れたが、私の心は実にうれしかった。
釣り仲間の、ほんの数人しか覗かないような拙のホームページから、こんな出会いが生まれるのかと思うと、
実にうれしく、また、こんなきっかけを造り出してくれる、インターネットとは何と偉大なんだろうとも思ってしまう。
みなさん！ありがとう。
私のふるさと、長崎、ありがとう。
インターネット、ありがとう。
割烹 稲栄、ありがとう。
長崎で一番おいしい刺身を食わせてくれる、割烹 稲栄の地図を掲載します。
みなさん、長崎においでの際は、是非お立ち寄りください。
そうそう、あさっての２月１８日（日）から、長崎ランタンフェスティバルが始まりますバイ。
【 稲栄までの地図。 】