七草がゆ (2007.1.7)
新年の1月7日(日)、朝ゆっくりめに起きて、食卓に座った。
土鍋の中には、女房が作ってくれた七草粥が湯気をたてていた。
【 七草がゆ 】
せり、
なずな、
すずな(かぶ)、
すずしろ(大根)、
ごぎょう、
はこべら、
ほとけのざ、
【 春の七草のイメージ 】
七草粥・・・・いい響きだ。七草がゆ
正月の1月7日の朝に、七草粥を食べる風習があるが、これは平安時代からの習慣とのことである。
女房はしっかりこの風習を覚えていたようである。
一説には、正月のごちそうで弱り気味の胃を休めるという知恵から始まったという説もあり、
そんな説を聞くと、よくぞこの日本に生まれけり!と嬉しくなってくる。納得であります。
とにかく、年末、年の瀬、忘年会、大晦日、カウントダウン、新年、新年会、同窓会などなど、
ほぼ毎日、飲み方の連続である。
胃、腸をはじめ、五臓六腑の内臓すべて疲弊の連続である。
もういいかげんに正月気分から、さめなさいな
もう、いい加減に酒やめなさいな
少しは胃腸を、いたわりなさいな
七草がゆでも食べて、新年のまじまりですわな
そんな感じの、七草がゆ・・・・・・
私も、忘れていた七草がゆのことを。
で、今朝はこの七草がゆを見て、ハッとした。
おいしかった。
ありがとう!女房よ!おかあさんよ!
そういえば、死んだ母も必ずこの日には、七草粥を作ってくれたっけ・・・
健康が第一ですぞ!
今日は元気になりました。
台所のごみ箱にあった、銀色の袋(きざみ春の七草)は見なかったことにしよう。