自然薯(2003.11.30)


パーティーに呼んでいただきました。
S氏が苦労して掘って来てくださった、自然薯。
その自然薯をさかなに、行きつけの店で自然薯パーティーを
するという、願ってもないパーティー!!

さて、その自然薯パーティー。
・自然薯の天婦羅
・自然薯の出し汁あえ
・磯辺揚げ(自然薯のトロロを海苔ではさんで揚げたもの)。絶品である。
などなどをご馳走になった。

とにかく、「磯辺揚げ」には感動した。
自然薯という山の幸、海苔という海の幸。
ぜいたくな海幸、ぜいたくな山幸、両者のハーモニィーである。

自然薯のおすそ分けをいただいて、自宅に帰った。
その自然薯を、おろしてみた。
以下の写真(携帯で撮影)を見てほしい。

    
【さすがに自然薯! ドバッと、箸に全てまとわりついてくる】

感動した。そのねばっこさに!
昔、子供時代に経験したねばっこさそのものである。
なかなか手に入らないし、そう簡単には食えるものではない。
なにせ、貴重品である。

Sさん、ありがとうございました。
素晴らしい素材と、料理!堪能しました。
山頭火ばりの自由律詩を一句。

「もろうた、自然薯、 山ん香が広がった」

トロロにおろし、醤油で味わった。
山の幸の香りが口の中のみならず、頭蓋骨の中いっぱいに広がった。
冗談ではなく、ほっぺたが落ちた。


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