献立地獄(2022.8.9)

 今日の昼は、、、今日の夜の献立は何にしようかぁ、、、、
特に主婦は、家族に何を食べさせようかと毎日、毎日
来る日も来る日も、少しでもおいしい物を、
栄養バランスのとれた物をと頭を悩ませながら料理を作り続けている。 
そんな状況を、“献立地獄” とか言うらしい。

我が家のようにリタイアした夫が、ほぼ毎日家にいて、
朝昼晩3食を食べさせないといけない状況、、、、

夫源病という言葉があるらしいが、
妻からみた夫の言動にたいするストレス、そりゃあもう大変なもんだろう。
リタイアした夫が、毎日家に居るというだけでもすごいストレスだろうなぁ、、、と思う。
まさに “夫、元気で留守がいい!”という事につながる。


たまに、昼前になると、
 『今日の昼は、何にしようかぁ』と、
妻が私につぶやくことがある。

 「なんでんよかよ」
というのが、いちばんよくないというのは常識だ。

そこですかさず、私は
 「ラーメンにしようか。“屋台ラーメン”(マルタイの袋入りラーメン)ば、
  おいが作るけん!」(私はラーメン作りは誰よりもうまい)

妻が言う
 『またラーメンね、昨日もラーメンやったしー、
  そうだ、今日の昼はあっさりと “トコロテン” にしよう!』
ってんで、夏によくあうあっさりとしたトコロテンとなった。


【 トコロテンは、パックになってスーパーに売ってあるもの 】

何でもギンギンに冷やして食べるのが好きな私は、
そうめんよろしく、トコロテンも氷を入れて添付されていたつゆをかける。
氷で少々つゆが薄くなるので味ぽんを適量追加する。

そんでもって、ネギとおろし生姜を入れて食べる。
からしを入れてもうまいかもしれない。
ギンギンに冷えたトコロテンの麺と、ネギ、生姜の調和が実においしく喉を通っていく。

一人前のパックでは、量的に少なく
あとは、菓子パンでもかじっとこうとなった。

次回は、トコロテンのみふたパック食べよう!
などと、言いながら本日の昼食が済んだ。


まあ、そんなたわいもないある日の昼食風景ではあるが、
ほんと毎日、食事を作る立場の人(主婦、主夫など)にとっては
は大変な献立地獄である。

我が家は、長男との三人暮らしであるが、
仕事を終えて帰ってきて食べる長男の晩飯の量はハンパではない。

さらに、近くに住む娘が数日おきに二人の孫娘を連れて
我が家へやってくる。
午前中にやってくるので、その時は5人分の昼食を創ることになる。
まあ、そのうちの二人は幼児ではあるのだが。
そして夕食だが、その5人分(実質3人分)に加えて、大食漢の長男の分、
さらには娘の旦那の分も人数に加わる。
娘の旦那の分は、娘が夕方帰る時、出前みたいにして持ち帰る。

献立地獄と、作る量も地獄に加わるんだよなぁ、、、、
大変だよなぁ、、、、
そんな目で私は、妻の事を毎日見ている。


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