博多ラーメン (2017.9.14)

 市内の繁華街まで出てゆく機会が、
歳を取るとともに減少していく。
そうねー、コンサート関連や、友人との飲み会くらいだろうか、
繁華街まで出てゆくのは、、、、

先日、愛用しているギターの弦を、2セット買うために街まででかけた。
毎夕やっているウォーキングも兼ねて、自宅から歩いて行った。

新聞と一緒に配られる 「すぱいす(spice)」、「Living(リビング)」 などのタウン誌で、
何度か見かけていて、美味そうだなと気になっていた、
“一燈灯” というお店に、フラリと立ち寄り豚骨ラーメンを食べた。

市内の繁華街である上通り商店街から、ひとつ入った通りに、
そのお店はあった。


【 “一燈灯” というお店の玄関 】

時間的には、夕方4時半頃。 店に入ると、
先客が一人、そして若いお兄さんが厨房でひとり、忙しそうにしていた。
入口を入って右手に、食券販売機があり、
いちばんオーソドックスな “豚骨ラーメン” を注文。
あとで考えると、もやしラーメンにすればよかったと、少し後悔した。


【 注文した、豚骨ラーメン 】

机に、生ニンニクと、ニンニク搾り器があったので、
ニンニクをひとかけら搾って入れた。

タウン誌でのコメントにもあったが、
 “ 見た目はこってりした豚骨スープに見えるが、割りとアッサリしている、、、、”  等々のコメントどおり。
うん、そんな感じだ、、などと思いながら麺をすすろうとした時、
 「ありゃー、コリャー、細めんじゃー」 と思った。
長浜ラーメンに代表される、博多ラーメンという事を忘れてしまっていた。

長浜ラーメンに代表される麺は、茹でる時間の短縮、待つ時間の短縮、
食べる時間の短縮、そんな理由からだったと思うが、かなり細めんで、
まるで 揖保の糸みたいな ソウメン のようである。
アッシは長崎生まれで、でチャンポンで育ったせいもあり、
麺はと言えば全て太麺が好きである。

ほぼ100%不可能だとは思うが、博多ラーメンのお店で、
 “ 麺は、ほそ麺、太麺 からお選び頂けます、、 ”  というお店は無いものだろうか、
アッシは、間違いなく「太麺」を選ぶんだが。
そんな事を思いながら、ラーメンを食べたが、
それはそれで、確かにおいしかった。

若い頃は、スープまで一滴残さず 飲み干して、
 「プハーッ!完食!」 となっていたが、
この歳になると、そうもいかなくなった。

若い頃は、注文する時、
 「 ラーメン、ください。 それと、すんませんが、生卵を 落としてもらえませんか。」
  『 ヘーイ、わかりやした!』(お店の人)
、、、と、必ず 50円くらいの追加料金で、生卵を入れてもらってたものだ。

今、考えると、実に懐かしい、、、
そんな事を思い出だしながら、
美味しかったラーメンを食べ終えて店を出た。
そして、帰岐はウォーキングではなく、路線バスで家路についた。


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