最高の酒の肴 (2017.1.17)


 思わず、「 ム ホホホホホッ・・・・」 という最高の感嘆詞が、口を突いて出た。

酒の肴で、一番うまいものは何だろうと、常日頃 考えていたが、
この度、結論が出た。

冬の夜、“れいざん” という、私にとっては超うまい日本酒を
ロックで飲む。
もうこの歳になると、ビール、焼酎、日本酒、ウィスキー、、
全ての酒が強すぎて、もはやかなり薄めて飲まないと、
とても身体が受け付けてくれない。

従って、少々値段の高い うまい日本酒を私はロックで飲む事にしている。
小ぶりのグラスの中で、氷が少し溶けて日本酒の味が
実にまろやかになった気がする。

さて、それに合う肴であるが、
世界の三大珍味に、「キャビア」、「フォアグラ」、「トリュフ」
というのがあるらしいが、そんな高価な物ではない!(食った事はないが、、)
結論は「牡蠣」である。
これが一番、日本酒に合う。
それを改めて発見した。
牡蠣といっても、生ではない。

鉄板で焼くのである。


【 直径20cmくらいの、超小型のホットプレートで、牡蠣と薄切りのカボチャを焼く 】

牡蠣には、バターを少し垂らして焼く。
すると、牡蠣から滲み出るエキススープが、周りのカボチャに染みわたる。
牡蠣には、マジック・スパイスなる、私好みの実に美味いコショウを振りかけて焼く。
こんがりと焼きあがった牡蠣に、ウスターソースを付けて口の中に、ほおり込む。

思わず、「 ム ホホホホホッ・・・・」 という最高の感嘆詞が口を突いて出る。
そこで、日本酒のロック 「れいざん」を、グビリと飲む。

プハーッ!!

たまりまっしぇん。
こんな美味い酒と、肴がほかにあろうか!
と、何度も納得する。

牡蠣も美味いが、牡蠣のスープで焼かれ、しかもバターの香りのするカボチャが
これもまた、実に絶妙な味わいである。
酒がすすんで実に困る。



【 今度は、牡蠣の周りに “ エリンギ ” を置いて焼く。 】

牡蠣は、広島産。 ちょっと、コショウの振り掛けすぎ。
この牡蠣とあわせるのに、今回は、カボチャとエリンギを選んだ。
ほかに、グリーンアスパラ、シイタケ、エノキ、シメジ などもいいのでは?
とにかく牡蠣のエキスと、バターの味が滲みて、何だか別次元の味がする。

また、別にサイコロステーキを焼くというのもいいかもしれない。
自分なりの焼き加減が楽しめる。
ちなみに私は、ステーキはウェルダンでないとダメなので、
自分ひとりで、最も好きな焼き加減が選べるのでうれしい。


今回は、上2枚の写真のように「牡蠣」、「カボチャ」、「エリンギ」で
酒と肴を楽しんでいたら、家人が
「あんたねぇ、毎日、牡蠣ばそがんして食べようと思ったら、
 そらー、ぜいたっかよ 」 だって。
そりゃあそうだ。
牡蠣はそんなには、安くはないもんねぇ。

何はともあれ、今回は実に美味い肴と酒を楽しんだ。
またそのうちに、楽しもう!

この小型のホットプレート、家電量販店で2,980円だったかな。
売り出しならもっと安いかもしれない。
ホットプレートの他に、底の深い鍋が付いているので、小さな鍋料理もできる。
自分の部屋でこっそり、ラーメンだって炊ける。

この小型のホットプレートで、他にも何か、いい酒の肴ができるレシピが
ないだろうか。
どなたか、こんなのもいいのでは?と、
そんな肴があったら、是非教えてほしいものだ。


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