鮭おにぎり (2016.3.31)
先日、あまりにも天気が良かったものだから、
ふと思い立ってそのままボート釣りに出かけた。
突然の事で、女房殿が作ってくれる美味しいおにぎりもなく、
釣り場へ向かう途中のお店で、昼飯にと「鮭おにぎり」などを買った。
【 これはサンプルの、鮭おにぎりの写真 】
昼どきになり、春の陽気なのんびりとしたボートの上で、このおにぎりを食った。
ひと口食っただけで異様な味がした。
こんな感触は私だけが感じるのかもしれない。
包装紙の裏に書いてある添加物を見た。
@塩飯
A鮭
B海苔
C調味料(アミノ酸等)
D増粘多糖類
E酢酸Na
F酸化防止剤(VC)
G(原材料の一部に大豆 小麦を含む)
「加工食品品質表示基準」に則り、正直に記載されている点は素晴らしい。
ふと考えてみた。
家でこのおにぎりを作る場合の材料は、@〜Bのみであり、C〜Gは絶対に入れない。
従って、このおにぎりをひと口食っただけで感じる違和感は、
間違いなくC〜Gの味である。
販売するお店側としてみれば、無茶な食べ方(例えば、夏の炎天下に長時間放置した物を食べるか、
賞味期限切れでも、無理して食べるとか諸々)をするお客のための苦肉の策なのだろう。
「お宅のおにぎりを食って、下痢したとか食中毒になった」等々の訴えをされたんではどうしようもない。
従って、法律、制度、お店が悪いわけではない。
このようなおにぎりを、うまいと思って食べている人だって、現にたくさんいらっしゃる。
私の言いたい結論はというと、
海の上でゆったりと食べるお弁当のおにぎりは、手作りに限るよね!
と、ただそれだけ!
行き当たりばったりではなく、前もって余裕で釣行を計画すれば、
手作りにのおいしいおにぎりは簡単にできる。
ただ、それだけの事である。
いつもは、前もって言っておけば、前の晩の夜おそく、
「鮭」、「昆布」、「おかか」などの美味しいおにぎりをこさえてくれる
女房殿に感謝!感謝! であります。