長崎ちゃんめん(2002.3.18)


「突然の、お便り、失礼します。
小生、熊本県 熊本市に住む者でございます。

 本日(3月13日(水))、同僚と軽く一杯やった後、急に麺類が食べたくなり、
熊本市は、新市街にある御社(リンガーハット)で、ちゃんぽんを注文しました。
 正直言って、以前(もっとおいしかった頃)のリンガーハット)の、ちゃんぽんを食いたいが、どうかな?
と思いながら、できあがるのを待っていました。

きた、きた、ちゃんぽんが!!!
結論から申しますと、とてもおいしかったのでした。
 
私は、生まれも育ちも長崎でして、昭和50年頃、
長崎の日見トンネルを抜けたところにあった、御社(リンガーハット)で、
 初めて、ちゃんぽん(当時は、ちゃんめんといっていたと思います)を食べたのでした。
 
その価格(確か、280円だったと思います)と、その味に驚嘆したものでした。
それ以来、ファンといっては大袈裟ですが、独身であったことも幸いしまして、
ほとんど毎日、ちゃんぽんを食べに通ったのでした。
その頃、彼女(今の愚妻ですが)もできまして、デートの後は、
必ず、二人でくだんのちゃんぽんを食べたものでした。
 
今、女房がいうには、
「若い頃、あなたと一緒にコーヒーを飲みに喫茶店にいった記憶がないわね。何故なら、
いつもちゃんぽんだったから・・・・」
 
昔ばなしは、さておきまして、今でも、御社のリンガーハットを利用させていただいております。
家族そろってお世話になっておりますが、
ここ数年、何故か、以前のようにはおいしくないな、
と感じることが多々あったのです。
 
例えば、麺が妙に伸びきっていたり、豚肉が焦げ過ぎていたり、スープが濃いかったり薄かったり・・・・
 
 ところが、今日は、違っていました。その、ちゃんぽんのおいしさに、久しぶりに感動したのです。
麺のゆで具合も申し分なく、豚肉、野菜の炒め具合も完璧で、全ての材料が調和していました。
ふと、厨房のほうに目をやると、初老(失礼ですが)のコックさんが、
丁寧に麺の茹で上がりを指でチェックされていたし、
見るからに、プロの料理人という雰囲気でした。
(動作が確かで、落ち着いていて・・・・)
 
食べ終わり、レジで、私は聞いてみました。
「あの方は、店長さんですか?」
「はい、そうです」(とても明るく、清潔でかわいい女性の店員さんでした)
「そうでしょうね、とてもおいしかったですよ!あとでメールでもさせてもらいます」
 というような状況でした。
御社(新市街店)を出たのが、平成14年3月13日(水)午後8時55分でした。
久しぶりに、おいしいちゃんぽんを食った!という満足感がありました。
 
家に帰り、こうしてメール差し上げた次第です。
どうか、あの店長さんと、明るくかわいらしかった女性の店員さんにお礼を申し上げてください。
ありがとうございました。
熊本市 Y,N 輩(48歳)」

以前、酔っ払って帰宅したあと、インターネットでリンガーハットを検索し、
メールを出したのが、上の文面。

「どうも、お褒めいただいてありがとうございます。今後とも、おいしいちゃんぽんを
お客さまのために造り続けていく所存ですので、何とぞ変わらぬご愛顧をお願いします」
とか何とか、うそでもいいから返事、くれてもいいんじゃないの? リンガーさ〜ん!

今、ふと思い起こすのは、20年以上も前に長崎で食ったちゃんめんには、ムキ海老の代わりに、
沖アミが入っていたことだ。
もう一度食ってみたい!
沖アミ入りのちゃんめんを!!

【リンガーさんのHPより、拝借】


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