十四年式拳銃は、南部大佐の考案した南部式自動拳銃の改良型で1925年日本陸軍の採用となった。

十四年式拳銃


1925年日本陸軍採用。



南部式自動拳銃(改)

全長・・・・・・・・・・ 22.86cm

銃身長・・・・・・・・ 11.68cm

重量・・・・・・・・・・ 906g

口径・・・・・・・・・・ 8mm

装弾数・・・・・・・・ 8発

ライフリング・・・・ 6条 右回り


 

 十四年式拳銃は、南部大佐の考案した南部式自動拳銃の改良型で1925年日本陸軍の採用となった。

 十四年式は二つの形式が知られている。
 一つは初期の製品で、小型の丸いトリガーガード付と、もう一つはダルマ型のトリガーガード付である。
 これら二つのモデルは外観は似ているが、部品の多くは互換性がない。
 さらに、セーフティレバーの位置や独立したスライドストップがない等使いづらい面があるが、グリップは細く、レシーバーとの角度も良く、バランスが良好である。
 その上反動も比較的少なく優秀な銃のひとつである。

 日本にて、セーフティレバー、ロッキングブロック、スライドストップ、マガジンストップ及びマガジンの簡素化、弾丸は口径7.62mmの高速弾の使用等々改良し、ダルマ型を採用する事を望む。
 今の日本人の手に合う大きさにして。


十四年式拳銃-Animation


ダルマ型トリガーガード