ナポレオンの遊び方（４）カードの強さへ
ナポレオンの遊び方（５）勝敗と戦略
勝敗１０周して（４人プレイの時は１２周）全員の手札が無くなると、ゲームは終わりです。
最後にナポレオンチームと平民チームの獲得した絵札の枚数を数え、
ナポレオンが最初に宣言にした枚数（ハートの１４枚って言っていた１４枚の部分ですね。）
に達していればナポレオンチームの勝ち、達していなければ平民チームの勝ちです。
ただし逆転ルールがあって、ナポレオン＋副官が２０枚全部の絵札を獲得してしまうと、平民の勝ちになります。
戦略
以上のルールを踏まえて、戦略を立てることができます。
１．うまく平民に協力させる
時にナポレオンの手札があまりに強くどうしても２０枚取ってしまいそうなケースがあります。
そんなときには、副官指名後に交換する場のカードの中に絵札を一枚混ぜてそっと捨ててしまいます。
そんなことを知らない平民側は、獲得できそうにないと判断した時から逆転ルールを狙って、
ナポレオン側にどんどん絵札を取らせるようにするかもしれません。
しかし、ナポレオンは最高１９枚までしか獲得できないので、平然とゲームを運ぶことができ、
最後に「実は１枚捨ててあったんだよ」と、平民が悔しがるのを見て楽しむことができます。
２．切り札狩り
一般的にナポレオンは宣言時にたくさん持っているスートを切り札に選びます。
こういうケースでは、最初のカードを切り札から出していきます。
更に表Ｊ（切り札のＪ）や切り札のＡなど確実に取れそうな強いカードから出せば、次の周も切り札狩りができます。
こうしてみんなの切り札が無くなって自分だけが切り札を持っている状態にもっていければ、圧倒的に有利になります。
しかし、副官を表Ｊ（切り札のＪ）や、スペードが切り札の時に副官をオールマイティ（スペードのＡ）に指名しているときに、
この作戦に出ますと、副官を狩り出してしまうので注意が必要です。
３．連係プレー
最初に出せる状態を何度も維持できるならやはり有利です。
ですから、最初の１周目は切り札に限らず（セイム２が使えないので）Ａを出し、２周目は２を出し、３週目はジョーカーをと出していくのも１つの方法です。
別の意味での連携プレーですが、副官がナポレオンの左隣にいて最初に出し、時計回りでナポレオンが最後に取るという状態になればかなりやりやすいですね。
５．邪魔者を狩り出す
ナポレオンにとって、副官以外で自分が持っていない役札は驚異となります。
それで、裏ジャックや切り札のＡやＫなどの強いカードを早めに狩り出すようにします。
これも、副官が持っているケースがあるので、注意が必要です。
６．副官狩り
平民は仲間と思って絵札を取らせたら副官だったというケースによく遭遇します。
それで平民は副官を早く見破り、更にその人がナポレオンに協力しにくいようにしたいと考えます。
平民は指名された副官が早く出てくるように副官がオールマイティ（スペードのＡ）ならスペード狩りをし、
副官が裏ジャックなら切り札と同じ色のスートを狩り出そうとします。
作戦立てまくって楽しくプレイしてくださいね。
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