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真奈美 in tabora



18才から28才までの男子を相手に数学の授業をしていました。ミランボ・セカンダリースクール
は男子校ですが、タボラには女子校も共学の学校もあります。ミランボとは昔のこの地域のリー
ダーの名前で、教会の援助で設立されましたが、現在は国立の学校へ移行しています。みんな
真剣に授業を受けています。高校へ行けるのはお金があり、試験にも受かった5%に過ぎず、
エリート中のエリートです。大学に進学するものはそのうち20%です。



高校ではコースによって選択される科目は異なるが、数は4教科に限定されています。その為内
容的には日本の高校よりも高度な内容を教えなければならず授業の準備はめちゃくちゃ大変で
した。自分も習っていない難しい微分方程式まで授業でやらねばならず、空いている時間はすべ
て授業の準備に当てるような感じでした。


タンザニアの宗教はキリスト教、イスラム教、地元の宗教がおよそ1/3ずつ。教義に厳しくなく、
なんとなくバランスが取れています。イスラム教勉強会の帰り道の子供達。




マフィア島のムポキ(後列の白いシャツ)と母親(右端)と友達。水のないタボラから
一転、きれいな海に囲まれた島へ渡りました。ここには、漁具漁法隊員の福田さ
んがいて、彼や彼が親しくしているムポキファミリーらとともに休暇を過ごしました。



マフィア島の福田隊員のなじみの店の女の子。笑顔がとても素敵です。女性は古着の上にカンガ
という布をまとっています。カンガには様々な柄があり、それぞれにことわざが書いてあります。



ムケカというござを編んでいます。



お世話になっているママの裏に住んでいるリヌという男の子。服はボロボロだけどなぜかファッシ
ョナブル。赤道直下ではあるが、湿度が低いためにマンゴーの木陰に入るとかなり快適。マンゴ
ーは乾季でも青々と葉を茂らしている。




卒業間際の進路を決める全国統一試験前の一風景。全国統一試験の結果次第で大学にい
けるか就職できるか、あるいは就職すら出来ないかが決まる大事な試験です(試験結果以外
にもお金やコネも必要だけど・・・)。最後の卒業生らとドミトリー(寮)にて。単に勉強の邪魔を
しているという話もあるが。みんな余裕綽々?


この人なしにはタンザニアの私はありえなかった。ママ・マーサ。
お別れパーティーをママの家で。


家でムチュジというトマトシチ
ューのようなものを調理中。
素焼きの鍋はいつまでも冷
めず、手で食べるのは大変
です。
後ろには日本人からもらっ
た古いカレンダーがかかっ
ています。


私の大好きなマンゴー売りのおばちゃん。
チャワタのあるタンザニアの町、タボラの産物はマンゴーと蜂蜜。世界一おいしいマンゴー売りの
おばちゃんと。


ミランボセカンダリースクールの卒業生マウリディのダルエスサラームの実家で主食のウガリの粉を乾 燥したとうもろこしを臼でひいている。慣れないと飛び散ってしまう。






タボラの町から歩いて1時間のカリヤコーの子供。栄養失調で黄疸が出ていたけれどサトウキビを毎日 食べさせてもらって少し元気になって自転車のホイールで遊べるようになったところ。バックは主食のと うもろこし。




ミクミ国立公園のインパラ。人間がみんなでインパラを見ている様にインパラもみんなで人間を見てい る。動物からすれば車という檻に入った人間の移動動物園を見ている様なものかも。



ママ・マーサが以前住んでいた長屋のネムとその妹。


毎日行った市場。乾燥ミホゴ(キャッサバ)売りのお姉さまたち。これも粉にして主食のウガリにする。



青い空、白い雲、赤い大地。タボラ郊外の空港へ続く一本道。このまっすぐな草で屋根を葺きます。



兄妹は数人と言うことが多い。一夫多妻の家族では25人兄妹ということもあります。お姉さんは弟や
妹の面倒を良く見ます。



タンザニアの西の端キゴマの子供達。やんちゃでかわいい。



初めての卒業生。卒業間際のピクニック。



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